温泉で全国的に有名な草津ですが、草津のシンボル的な山の草津白根山。
観光名所として湯釜を訪れる方が多いのですが、草津白山も時間・行程もき
つくなく、温泉と日帰りハイキングにオススメのコースです。
一般的に呼ばれている草津白根山とは、白根山、逢ノ峰、本白根山の三山
の総称であり、単独の名前ではありません。
湯釜への入口として賑わっているレストハウスに駐車場がありますので、マ
イカーの方はここに駐車しても結構ですし、もっと楽に登山する場合には白
根火山ロープウェイの山頂駅に止めることもできます。
バスの場合は長野原草津口駅より白根火山へ約1時間です。
レストハウスから道路を渡たると直ぐに登山道があり、右手には弓池が見え
ます。最初のピークの逢ノ峰(2110m)へは15分程で到着し、そのまま南に
下るとロープウェイ山頂駅との分岐になり、左に曲がり山頂駅手前より鏡池
方面に進む。
樹林帯の中の道は木道で、樹林帯を向けると左手に鏡池が見えてくる。
登山道から鏡池のほとりまで下ることも出来ますので、時間に余裕があれば
池の中を覗いてみてください。池の底には亀甲模様が見られ、これは寒冷地
特有の土壌で自然の造形美には関心致します。
鏡池を過ぎ緩やかに登ると展望台に着きます。ここは高山植物の女王コマク
サの群生地で、7月上旬から8月上旬には美しい花を咲かせてくれます。
何処の群生地でもそうですが、白根山のコマクサも山野草ブームで盗掘が相
次ぎ一時は絶滅寸前まで行きましたが、地元のボランティアを中心に現在の
姿になりました。
少し下ると最高地点への分岐を左に折れ、平坦な道から尾根に向かい登り
きった所が最高地点となりますが、その先にある2165mの三角点には有毒
火山ガスが噴出する危険性があるため立入り禁止となっております。
下山は鏡池の分岐まで戻り、本白根スキー場分岐まで戻ります。途中左手
に本白根山の2171mのピークがあります。
スキー場分岐から今度は左に折れ、車道を白根火山まで戻ります。
レストハウスから湯釜までは往復20分程ですので、こちらも是非御覧下さい。
湯釜は直径約300m、水深約30m、水温約18℃の火口湖。世界一の酸性度を
もつといわれ、エメラルドグリーンの美しさとは裏腹に、生物を寄せ付けません。
白根火山の国道292号線志賀草津線は11月中旬から翌4月中旬まで冬季
通行止めになりますが、シーズンによっては通行止めになる前に積雪する場
合もございますので、通行止めの前後に山行を予定の方は、地元役場、観光
協会にお問い合わせください。
@お問い合わせ先
草津町観光商工課 0279-88-0001
草津温泉観光協会 0279-88-0800
↓草津町公式ホームページ
http://www.town.kusatsu.gunma.jp/
JRバス関東 0279-82-2028
↓JRバス関東のサイト
http://www.jrbuskanto.co.jp/mn/ajtop.cfm
----------------------------------------------------------------------
@ひとっ風呂
草津温泉 西の河原露天風呂
<場所>群馬県吾妻郡草津町大字草津521−3
<電話>0279-88-6167
<泉質>硫酸塩・塩化物温泉
<料金>大人500円 子供300円
4月1日〜11月30日 午前7時〜午後8時
12月1日〜3月31日 午前9時〜午後8時
* (最終入館は終了1時間前)
* スキーリフト券が入場割引券なります。
草津温泉でのひとっぷろとなると、自分の行き着けの場所がある方も多いかと
思いますので、今回は定番の西の河原露天風呂を紹介致します。
湯畑から草津国際スキー場に向かって行くと西の河原露天風呂があります。
入口、脱衣所は一般的な日帰り温泉施設の大きさだと思いますが、湯船の大
きさを見て、びっくりする程の大きさで広さ約500平方メートルもあり、当然泳ぎ
たくなるのが人の常ですが、公共の場所ですので控えましょう。
大きさのあまり、場所によって温度差がありますので、自分合った湯加減を探
して漂ってみてばベストポジションを見つけることが出来ます。
洗い場は小さく、少ないので、ここでは温泉に浸かって景色を楽しで下さい。
直ぐ先にはベルツ温泉センターもありますので、こちらも梯子しては如何?
↓湯LOVE草津のサイト
http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/
*山の状況は変わっておりますので、表示ルート・内容が異なる場合もございます。
地域の山小屋、観光課などにお問合せの上、自己責任において登山を行なって下さい。 |