>秀山研>山データ>金時山


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図200000(地図画像)及び数値地図50メッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号平16総使、第597号)」 地図作成に関しましてはDAN杉本様のカシミール3Dを使用させて頂きました。

@ちょっと山まで <金時山 1213m>

<場  所> 神奈川県足柄下郡箱根町
<所要時間> 約2時間40分
<レ ベ ル> 体力☆ 技術☆ (5段階の☆評価 易☆⇒難☆☆☆☆☆)
<地  図> 25000分の1: 関本、御殿場


小田原駅(バス 0:50)⇒仙石(0:30)⇒公時神社(0:50)
⇒矢倉沢峠分岐(0:20)⇒金時山(0:15)⇒矢倉沢峠分岐(0:15)
⇒矢倉沢峠(0:25)⇒金時山登山口(0:05)⇒仙石(バス 0:50)
⇒小田原駅

箱根外輪山の最高峰、金時山。かつてこの山は猪鼻岳(いのはなだけ)と呼
ばれていましたが、金太郎伝説にちなんでいつしか「金時山」と呼ばれるよ
うになったそうです。富士山がバッチリ見えることから人気の高い山で、一
年を通じて多くの人が訪れる山となっています。

JR・小田急の小田原駅から桃源台行きの箱根登山鉄道バスに乗り、仙石で下
車します。小田原駅からさらに箱根湯本まで足を伸ばし、そこから桃源台行
きのバスに乗った場合は、30分程で仙石に到着します。
仙石から先、乙女峠へのバスは3月下旬から11月下旬までの季節運行なので、
ここからは国道沿いに歩いていくことになります。途中、金時山登山口のバ
ス停を見ながら歩いていくと、公時神社に到着します。公時神社の駐車場は
十数台の駐車スペースがあるので、自家用車を利用する場合はここに停める
と良いでしょう。

公時神社は金太郎こと坂田公時を祀った神社で、境内には伝説にちなんだ
『マサカリ』も置いてあります。さて神社の右手から登山道に入りますが、
しばらくはヒノキ林の中を登るため、残念ながら展望は期待できません。
しかし、道の途中で金太郎が蹴落としたといわれる「金時手鞠石」や、山姥
と暮らしたと伝えられる大きく二つに割れた大岩、「金時宿り石」など、な
かなか興味深いものがありますから、これらを見ながら、稜線へと向かいま
しょう。

木の根が道に張り出した急坂を登って行きます。傾斜が緩やかになると視界
が開け、箱根山や芦ノ湖などが見えてきます。金時山登山口からの道を併せ
る分岐からは、潅木帯の中の岩場の急登となります。ここをもうひと登りす
れば金時山の頂上です。


金時山山頂は何といっても富士山の眺めが素晴らしいのが魅力です。裾野を
大きく広げた、雄大な姿の富士山をスッキリと見渡すことができ、その眺望
はまさに絶景です。岩のゴロゴロした頂上には、金時茶屋と金太郎茶屋、二
軒の茶屋があり休日は多くの登山客で賑っています。また、山頂には記念撮
影用の『マサカリ』も置いてあります。金時山登頂記念に、ここで一枚いか
がでしょうか?

下山は往路を公時神社の分岐まで戻ります。分岐から尾根道をまっすぐ下っ
ていくと、うぐいす茶屋の建つ矢倉沢峠です。峠で明神岳への登山道を左に
分け、さらに下っていきます。山頂からこのあたりまでは景色を眺めながら
下りてくることができますが、ここから先は樹林帯へと入るため展望はなく
なります。ひとしきり下って別荘地帯を通り抜けると金時山の登山口です。
国道を左に取り、仙石のバス停へと到着です。


<問合せ先>
箱根町役場 0460-5-7410

↓国際観光地 箱根のサイト:ライブカメラで道路情報をキャッチ。
http://www.kankou.hakone.kanagawa.jp/index.html

箱根登山鉄道バス 0465-24-2116
箱根登山鉄道 
http://www.hakone-tozan.co.jp/

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@ひとっ風呂

仙石バス停付近の仙石原温泉には多くの旅館やホテルがあり、日帰り入浴が
可能なところが何軒もあります。箱根十七湯とも二十一湯とも呼ばれる温泉
のひとつです。金時山に登ったあとは、のんびり、ゆったり、箱根の湯に浸
かって疲れを癒し、帰路に着きたいですね。

↓箱根全山:箱根観光協会のサイト。観光情報満載。
http://www.hakone.or.jp/

@下山祝い 中華「太原」 チャーシュー麺

金時神社そばにある箱根仙石に有る知る人で知る中華の名店「太原」。
地元人気はチャーシュー麺で、その香りと柔らかい歯ごたが絶品です。
他にカニ蒸し豆腐1600円も人気ですが、どれをとってもお勧めです。

<住所>箱根仙石原1181 
<定休日>木曜日
<電話>0460-4-5282

 

*山の状況は変わっておりますので、表示ルート・内容が異なる場合もございます。
地域の山小屋、観光課などにお問合せの上、自己責任において登山を行なって下さい。
箱根登山バスのサイトへ

 

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