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＜ポイント＞
第１日目：夜叉神峠までは甲府駅からバス、マイカーは登山口入口に駐車場が
ありますが、休日になると混雑します。
登山道の入口は小さな小屋の右側から登っていきます。カラマツ林にジグザグ
に上っていくと夜叉神峠小屋に着きます。ここからも南アルプスの展望もよく
観光や写真撮影でここまで来る方も多いようです。うっそうと茂ったカラマツ
林を進んでいくと杖立峠に。もくもくと、やや単調な登りをこなしていきます。
ようやく視界が開け、白峰三山や富士山などの眺望が素晴らしい火事場跡に。
ここは山火事によって木々が焼け落ち、ここだけ森林帯が無くなっています。
再び樹林帯に入り千頭星山との分岐の苺平に。林のなかに広場があり、ベンチ
もあるので休憩にはちょうどいいのでは。小さなアップダウンを繰り返すと南
御室小屋に着きます。ここは水が豊富で、ここに宿泊するのもお勧めです。小
屋の裏手をジグザグに登って高度をかせぎ砂払岳に。岩場を抜けダケカンバに
囲まれた今日の宿泊地の薬師岳小屋に。
第２日：薬師岳小屋から薬師ヶ岳頂上（２７８０ｍ）までは約１０分ほどで着きます。
平坦で開けた薬師ヶ岳頂上で、花崗岩の砕けた白い砂の中にハイマツやカラマ
ツなどが点在し庭園の様相を見せてくれます。広い登山道を進み鳳凰三山の最
高峰観音ヶ岳（２８４０ｍ）に着きます。頂上からは南アルプス、地蔵ヶ岳、
富士山、天気がよければ北アルプスまで見ることができます。ここから下りに
はいりアカヌケ沢ノ頭に向かいます。アカヌケ沢ノ頭を右に折れ地蔵ヶ岳の下、
地蔵尊が並ぶ賽の河原に。正面に地蔵ヶ岳のオベリスクが構え、岩に自信があ
れば地蔵の基部まで登れます。岩場の初登はウェストン卿と言われています。
賽の河原から白いザレ場を下り樹林帯を少し歩けば鳳凰小屋に。小屋を右に進
むとドンドコ沢を伝い青木鉱泉に。小屋のテント場前を通り燕頭山方面に進み
ます。登山道はよく整備されてますが、丸太は雨の日には滑りますので注意し
てください。燕頭山（２１０５ｍ）は笹が茂り、頂上は少し平坦になってます。
西の平までくだると御座石温泉まではもうすぐ。御座石温泉からはタクシーで
韮崎まで約４０分位です。
＜お問い合わせ先＞
＠薬師小屋 収容人員 100人
＜連絡先＞tel0551-22-6682（小林賢）090-5561-1242（現地・6月〜10月）
＜営業期間＞GW前〜１１月中旬、年末年始（要問合）
＜予約＞ 予約希望
＜宿泊料金＞ [1泊2食]7,800円 [寝具付素泊]4,700円
[寝具無素泊]3,600円 [弁当]1,000円 など
＜水場＞なし
＠南御室小屋 収容人員 120人
＜連絡先＞tel0551-22-6682（小林賢）
＜営業期間＞ GW前〜１１月中旬、年末年始（要問合）
＜予約＞予約希望
＜宿泊料金＞[1泊2食]7,800円 [寝具付素泊]4,700円
[寝具無素泊]3,600円 [弁当]1,000円 など
テン場有り 50張（1人400円）
＜水場＞ あり（小屋近くの湧水、豊富です）
＠ひとっぷろ＜御座石温泉＞
地蔵ヶ岳から下り御座石温泉に着きますが、３階建ての建物にビックリします。
温泉はやや低温で建物の一番奥にあります。タクシーの待ち時間に入浴しての
んびりしてください。浴槽は内湯で小さく、４〜５人入れば一杯になりますが、
やや白濁した温泉は温め（このときだけ？）ですが、登山の疲れを癒すには良
いのは、やっぱり温泉です。ここから駅までの道自体も未舗装部分がありビッ
クリしますが、ひなびた温泉宿の雰囲気がします。
御座石温泉 料金：入浴￥１２００
山梨県韮崎市円野町上円井１８３３ ＴＥＬ ０５５１−２７−２０１８
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http://www.minamialps-net.jp/
*山の状況は変わっておりますので、表示ルート・内容が異なる場合もございます。
地域の山小屋、観光課などにお問合せの上、自己責任において登山を行なって下さい。 |
