<スノースコップ>
名前の通り雪山で使用するためのスコップです。街中で雪かきの際に見られるスコップとの違いは登山用品の基本である軽量・コンパクトで、柄と本体が分離したり、柄が長くなったりし、ブレードの素材も軽量で強度を持たせたアルミ合金やポリカーボネート等を使用しております。
またブレード表面を滑らかにし、雪の付着を抑える加工を施しいる物もあります。
バックカントリースキーの装備などでは携帯の際に小さい方がいいのですが、雪洞など掘る場合にはブレードが小さいと効率が悪く、柄が短すぎると腰を曲げた状態で作業することになり疲れる事もありますので、雪上での作業が多い方にはアルミブレードの大きな物が人気です。
ポリカーボネート製は軽量なので携帯性に優れており、新雪など比較的柔らかい雪には良いのですが、硬く締まった雪などをガンガン掘るには強度が十分と言えども、少々気が引けます。
グリップはメーカーによって呼び名は異なりますが、I型、T型、D型等ありグローブを装着した状態で持ち易く、雪面に刺したり引き抜いたりする事を考え力を入れやすい物を選ぶのがポイントです。
ブレードの隅に穴が開いていて、スノーアンカーとして使用出来る物もあります。
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