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■ワンポイント<紅葉

<紅葉>

ちょっと山までも紅葉を求めて紹介していますが、今回は紅葉の仕組みについてお話したいと思います。カエデに代表される紅葉とイチョウに代表される黄葉があります。まずは紅葉について。鮮やかな紅葉色は最初から葉の中にあるわけではありません。気温の低下により、葉緑体の生産が低下し、葉と枝の間の組織が変化して糖分が幹に流れず、葉にたまっていき日光によって糖分がアントシアンと言う赤い色素に変化します。そうして葉が赤く染まるのです。

次に黄葉についてですが、紅葉とは違い始めから黄色い色素が葉の中に隠されています。最初は葉緑体のクロロフィルの緑色とカロチノイドの黄色が葉に含まれていて、新緑の時期などは葉緑体が活発に活動するためクロロフィルにカロチノイドが隠された状態になっていますが、寒くなると、葉緑体の形成が少なくなりクロロフィルが壊され、カロチノイドの黄色が目立っていき黄葉します。

気温が10度を境にして紅葉が始まるようで、北アルプスの標高の高い高山帯では9月中旬から始まリ、序々に標高を下げてき、乗鞍畳平2700mから涸沢2400m、上高地1500mへと移り変わっていきます。

綺麗な紅葉になる条件は
1.昼と夜の気温差(寒暖差)が大きい。
2.乾燥し、枯れてしまわないような適度な湿気。
2.大量の紫外線に当たる。
色素変化に最適の条件になれば当然、紅葉も綺麗になります。



 

 


 

 

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