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■ワンポイント<コンパス方位磁石)>

<コンパス(方位磁石)>
地形図による登山をなさっている方はご存知かと思いますが、地図に掛かれている北とコンパスが実際に指す北は異なる事をご存知でしょうか。
地図は北極点の真北に、磁石が指す北を磁北といいます。磁北は本当の地球の北とは若干ずれており、磁北点はカナダの北方にあるハドソン湾付近で東京では磁北から5度28゜分東にずれます。
地形図は使用する前にその磁北線を等間隔に地形図上に記入し、磁石の指す方向を正確にしてから使用します。
地形図上に斜めの線が幾つも引っ張り、それを元に現在地や目的地を割り出します。

使用するコンパスは、良くある丸のタイプではなく、オリエンテーリング等で使用されている定規を兼用した四角いプレートの付いたコンパスをご用意下さい。
プレートは大きな物の方が磁北線を引きやすいのでお勧めで、虫眼鏡つきもあり、シルバコンパスのNo.3などが定番として人気です。
使用方法の説明書もついてますので、地形図を購入し、ご自分で磁北線を記入して実際に山で試してみて下さい。
いきなり深い山に単独で入って行くのではなく、地形図を読む事ができる方と一緒に山に行き、実地に教えて頂いたり、山岳会等の講習会に参加し慣れて下さい。

特に登山コース以外の所に行く場合、沢登り、バックカントリースキー・スノーボードなどは道がなく、目標物の特定も難しい際に、地形図を頼りに自分の現在位置を割り出して進むべき道を確認します。
ガスっていたり、谷あいで視界が開けない時などは、こまめにチャックして下さい。
整備されている登山道は良いのですが、近郊の山でも道が整備されてなく色んな枝道が出来ていると登山地図やガイドブックでは確認できない場合もありますので、地形図が頼りとなります。
コンパスを使い読図ができると楽しみも増えてきますよ。

 

 


 

 


 

 

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