(石原慎太郎に捧ぐ)
横面見ると思う 張り倒したく思う
今 世界が終わったって 惜しくはないわ
うるさい米の外圧 摩擦の向こう側に
耳を澄ませば 軍靴、こんなに近く
50年前のように平和だね
ああ、言葉なんてもはや いらないから
敗戦国家に 生まれてきたこと *
忘れるくらいに アメ公殺って *
あの年一度は 決めた降伏を *
武蔵野の御陵、彼だけは覚えてるけど *
飛び交う罵詈(ばり)の熱さ それだけ感じていたい
議事堂で拒んでた 私がいるの
吸い込まれそうに遠い 海の果て
ああ、未来だって過去と 同じはずね
敗戦国家じゃ 生きていられない
だから平和より いくさの下へ
降伏した日は 消せないけれど
今度の勝ちを トラウマの穴埋めにして
*くりかえし