抜波鋸歯紋注器
蝋抜き技法による波状紋と
鋭角な鋸歯紋に渦の文様を組み合わせました。
彩土6色による絵付けで、躯体は焼き締めです。
濡れると文様の下より色が浮き出てきます。
用途は急須・ティーポットと同じで
注ぎ口の内部に茶漉しを作っています。
取っ手の素材は栗で金属のピンで留め
皮ひもで固定しています。
気流紋ターコイズ注器
深山渓流にある瀧、
まだ夜が明けやらぬ極早朝
世界が蒼く染まる、わずかなひととき
薄暗い滝壷に落ち込む一筋の清流
そして水流とともに起こる黎明の気流
全面に彩紋を施し、
その上からトルコブールをグラデーションし、
渦巻く気流を文様化して手書きしました。
作品リスト(一覧)へ作品番号2