MacとWindowsの違い(デスクトップ篇)

☆ Macintosh HD と マイコンピュータ
☆ ごみ箱
☆ フロッピーディスクとデスクトップ

☆ Macintosh HD と マイコンピュータ

<箱の中にも箱がある>

デスクトップの片隅に必ずある、このアイコンですが、MacとWindowsでは意味が
少し違います。Macではそのものズバリ内蔵HD(ハードディスク)を指します。
つまり、これを開くとハードディスクの中身が見えます。
ところが、Windowsの”マイコンピュータ”は、パソコン全体を指します。
開くとフロッピーディスク・ハードティスク・コントロールパネルなどがあります。
当然、その中のハードディスク(C:)を開けば、内蔵HDの中身がみえます。
なぜ”C:”なのか? それはDOSの時代からの名残で、ディスクドライブを
アルファベット1文字で表していた為です。ちなみにPC/AT互換機では
フロッピーディスクを”A:”、ハードディスクを”C:”と表します。

☆ ごみ箱

どちらも、「ファイルを削除する」という意味では同じですが、少し違います。
Macではその他にフロッピーを取り出すことにも使用します。
フロッピーアイコンをごみ箱へ持ってゆくと、中身が消去されるのではなく、
イジェクトされます。外付けHDをリムーブする時も同じです。

それから、ファイルではなくフォルダを入れた場合、Macではフォルダのまま
ごみ箱の中に置かれますが、Windowsではバラバラになってしまいます。フォルダ
という箱はなくなってしまうのです。

ごみ箱の中にあるファイルの扱われ方ですが、Windowsでは本当に無くなった
ような状態になりますが、Macでは、必ずしもそうではありません。
コントロールパネル内にある設定ファイルなどをごみ箱へ入れても、
そのファイルを無効の状態には出来ないようです。

☆ フロッピーディスクとデスクトップ

フロッピーディスク内のファイルをドラッグ&ドロップでデスクトップに持っていくと
Macの場合は”ただ置いただけ”になります。この状態でフロッピーをイジェクト
すると、デスクトップに置いたファイルも消えます。次に入れたときに再び現れます。

Windowsの場合は、内蔵ハードディスクにコピーされます。
厳密には、”c:\windows\デスクトップ”フォルダにコピーされます。