パソコンのハードディスクに録音するには
→(やす さんより)


パソコンの低価格化や、ハードが高性能になり、ハードディスクやメモリーに
録音することが容易になりました。サウンド機能の付いているパソコンなら
マイクや外部入力(LINE IN)に音を入れて録音できます。
(本体にミニジャックが2〜3個付いているはずです)

Macでは、殆どの機種に、このサウンド機能が付いていますが、Windowsマシンでは
付いていないものもあります。この場合は、別売のサウンドボードなどが必要です。
(代表的なものに、Creative社の「サウンドブラスター」等がある)
ノート型パソコン用にPCカードのものもあります。

ソフトも便利な物が多くあり、最近では、入力した音を直接MP3形式の
ファイルに出来てしまうものもあります。
簡単なものは、OSに添付されています。Windowsでは「サウンドレコーダー」
MacOSですと「シンプルサウンド」で簡単に録音・再生が出来ます。
但し、編集機能が充実していないので、音量を揃えたり、要らない所をカット
する事は出来ません。それには専用のソフトが必要です。
フリーやシェアウェアでも高性能なものもあります。
(「窓の杜」などで探してみてください)

サウンドファイルには、いろいろな形式があります。代表的なものは・・
Windows → WAVフォーマット
Macintosh→AIFFフォーマット
(ですが、最近ではどちらでも扱えます)

それから厄介なことに、サンプリング周波数とビット数というのがありまして、
これらが音質に左右します。基本的に、値が大きければ高音質になります。
しかし、音質が良い程、データ量も多くなり、CPUの負担も大きくなります。
軽く聞くのであれば、22.05KHz-8bitで十分です。

以下にまとめてみました。

サンプリングfs-bit10秒の容量(モノ)クオリティー
11.025KHz -16bit220KB低(電話並み)
22.05KHz -16bit440KB中(ラジオ並み)
32.00KHz -16bit660KB中(ラジオ並み)
44.10KHz -16bit880KB高(CD並み)
※8bitだと容量は半分になりますが音質は低くなる。

ちなみに、今話題のMP3形式では、この1/10のサイズで済んでしまいます。
(同じサンプリング周波数で比べた場合、音質は落ちます)