ステレオアンプ
☆
音量ツマミを回すと、ジリジリ音がする
☆ カーオーディオのボリュームがある程度以上の音を出せばいいのですが、
小さい音だと消えてしまったり雑音が出たりします。
（→ ゴマさん より）
☆ 10年前のアンプですが、ボリュームを一番絞った状態でも片方のスピーカーから
音がします。音が漏れている感じです。そしてボリュームをちょっと
上げただけで、すごく大きな音が出るようになってしまいました。
（→ fujiwayさん より）
古くなるとよく現れる故障です。これは言ってみればツマミの「サビ」で、
クリーニングすれば直ります。
電源ＯＦＦの状態で、何回かグリグリ（特に最小の部分）回してみてください。
それでも直らない場合、部品の交換、または専用のクリーナーで洗浄すれば直ります。
（セットを開けなければ出来ませんが・・）
専用クリーナー「接点洗浄剤」「復活剤」
スプレー式のクリーナーで、これを部品に直接吹きかけ、数回動かします。
そうすると簡単に直ってしまいます。復活剤の方は、サビを防止する
役目もします。ちなみに値段は￥２、０００位です。
各種ボリューム・スイッチ類にも効果があります。
クリーナーは、専門店しか扱っていません。
”試してみたい”という方、連絡くだされば、お貸しします。
また、オススメ接点復活剤の情報は、こちらをご覧ください:
サンハヤト株式会社ＨＰ
☆
２０年ぐらい前のラックスのアンプですが、この頃パーンという
大きな音がして切れてしまいます。どこかの故障なのでしょうか？
（→ d-tera@さん より）
普段は全く正常で、突然起こる場合は、内部の接触不良が考えられます。
（叩くと出る場合もあります）
他に考えられるのは、ボリューム（音量）やスイッチ（ラウドネス・TONE）を
触った時に起こるかです。その様な場合、殆どが接点の不良が原因です。
スイッチなどが劣化してくると、たとえ触ってなくても、わずかな振動で
「バリッ、ゴボゴボ」などの大きなノイズが発生して、保護回路が電源を
切ってしまう事があります。
電源を切って、ボリュームやスイッチを何回か（２０回以上）
動かしてみてください。軽い場合は直ります。
ただ、２０年ものですと、分解して部品の交換、又は専用の
クリーナーを使った方がいいかもしれません。
（詳しくは、このページの最初をご覧ください）
☆
音がたまに小さくなったり、ジリジリ音がする。
☆ ２つのスピーカーのうち、１つが全く聞き取れないか、ときどきしか
聞き取れません。これはＣＤプレーヤーでも、ＴＡＰＥデッキでも同じです。
（→ yukiさん より）
古くなるとよく現れるこの症状は、主にミュートと呼ばれる回路の「リレー」という部品
の劣化によるものが多く、交換することで直ります。メーカーに出せば直りますが、
この「リレー」という部品は、単品で￥５００位です。東京・秋葉原などで入手できます。
（以下にも詳しく説明してあります）
しかし、詳しい方でないと修理は難しいと思います。
この症状の出るのは、小さい音量の時で、大きい音が出ると復活したりします。
☆
Luxの古いアンプです。電源投入後左チャネルからバリバリと言う音が出て
保護回路が働きます。その後電源を再投入すると問題はありません。
ですから電源投入後暫くミュートすると問題ありません。
（→ HANAさん より）
☆ 10年位前のものなのですが、電源スイッチON,OFF時に接続してある
スピーカのウーファーが"ボンっ"と目に見えるくらい振動します。
（→ kooさん より）
ご質問の症状ですが、恐らく「ミュート回路」の故障かと思われます。
殆どのアンプには、電源ＯＮ時のパワーＩＣ（Ｔｒ）から出る直流ノイズを
カットする為の回路が、最終部（スピーカー端子の直前付近）に設けてあります。
（電源ＯＮから数秒で「カチッ」と音がしませんか？
これは、スイッチＯＮからその間、ミュートしているのです）
その回路が故障しているようです。恐らく「リレー」や「コンデンサー」という部品を
交換すれば直ると思いますが、お分かりになりますか？
（必要であれば、詳しく説明いたします）
リレーとは．．．
リレーという部品は、いわば電磁石スイッチです。
黒か透明が主流で、1x2x2cm程の四角いやつ。
横か上部に”DC12V”などと、電圧表記があります。
（値段は５００円程度）
電圧をかけるとスイッチが開く（又は閉じる）ものです。
ミュート回路は、この「リレー」を何秒か動かして、
スピーカー出力をカットしています。
東京・秋葉原、大阪・日本橋などで入手できます。
腕に自信のある方は交換に挑戦されてはどうでしょうか。
但し、大きさや種類もさまざまで、市販されていないパーツもあります。
その場合は「リード線で延長」なんて事になってしまいます。
