tategaki - テキストファイルを縦書で表示するプログラム
概要
これは X-Window System で動くテキストファイル表示の為のプログラムです。
読み易さに制限のある横書のかわりに縦書でテキストファイルを表示できます。
また、日本文の中に含まれるローマ数字やアルファベットを縦中横にできます。
必要な物
日本語 locale をサポートした libc の他、以下の物が必要です。
- Kappa 20dot fonts に含まれる縦書用(spacing = vc)のフォントが
必要です。
$ xlsfonts -fn -kappa-fixed-medium-r-normal--20-*-*-*-vc-*-*-*
としてフォントが見付からなければ、インストールする必要があります。
Kappa 20dot fonts の配布元は次の URL です。
http://khdd.net/20dot.fonts/
- X11R6。ただし、XFree86 4.3(4.x?) は Xlib のバグの為、
縦書の文字列が描画できません。
試験していませんが、3.3.6 なら問題無いと思います。
4.x も最新の CVS スナップショットでは修正されているようです。
ダウンロード
インストールの仕方
- 書庫を展開し、できたディレクトリに移動します。
- make
- tategaki という名前の実行ファイルが出来ますので、PATH の通った
ディレクトリにコピーしてください。
操作方法
-
ファイルを開く
- コマンドラインから指定します。
例: $ tategaki filename.txt
-
スクロールさせる
- マウスの1ボタンで表示画面をドラッグする事で
スクロールできます。
また、以下の機能キーでも操作できます。
Left Right PageUp PageDown Home End
-
終了する
- ウィンドウマネージャの機能で終了してください。
連絡先
ご意見、ご感想などありましたら、作者まで電子メールを
お送りください。
O. Ken-ichiro
plonk@mutt.freemail.ne.jp