日程 99年5月26日(土)
メンバー 相棒、その友人のN嬢
コースタイム
駒形登山口 11:15〜鳴神山頂 13:15〜登山口 16:00
![]()
鳴神山(なるかみやま)は群馬県桐生市郊外の山で、標高980m。
山に連れていって欲しいといわれたので、登るに手頃そうなこの山を選んだ次第。
こういう手頃な山が身近にある桐生市民がとてもうらやましい。
参考ガイド 「群馬県の山」(山と渓谷社)
2万5千分の一地図 「鳴神山」
駒形登山口には車は一台しかとまっていなかったため、登山口は別にあると思い行ったり来たりしたので、少し時間をロスしてしまった。とはいうものの、今日は余裕のある山歩きということで、全く慌てる必要がない。
登山道は沢沿いを登っていく。杉植林地帯にもなっているので、鬱蒼とした雰囲気がある。天気は悪くないがやや雲が多い。けれど雨に関しては全く心配なさそう。
メンバーの中で、相棒が一番ばてそうだと言うので、先頭を進ませる。ついで、N嬢、私。結構多い岩場にやや心配はあったが、先を行く2人は楽しそうに登っていく。まあ、たしかに単調な山歩きよりは退屈がなくて良いだろう。
1時間近く歩くと沢筋を外れ、広葉樹の雑木林になる。ゆるやかな登りの続く雰囲気の良いところである。この辺で、下山してくるおばさんに出会う。
その後、ややのぼりがきつくなって、十字路に到着。鳴神山へ登る道と反対側から登るコース、そして吾妻山への縦走路と交わる。
鳴神山山頂
頂上までの標準タイムは、1時間ちょっとなのだが、倍近い2時間かかって、山頂に到着。天気がいまひとつのせいなのか、あるいは時間が遅いせいなのか、誰もいない。山頂は狭いが、そのおかげで、西側の一部を除きほぼ360度展望がある。鳴神山は双耳峰で、西側にもう一つのピークがあるのだ。
周囲の山々や、桐生市街は一望できるが、ややはっきりしない天気のため、日光などの遠方の山はかすんでしまっている。けれども、相棒、N譲ともに満足の様子で、まずは一安心。ちょっと遅めの昼食をとる。
しばらくすると、おじさんが、息をきらして荷物なしで登ってきた。いろいろと話を聞いたところ、地元の桐生の人とのこと。ここは日曜日の混雑がすごいらしい。
1時間ほど頂上にいた後、さらに登ってきた若いカップルと入れ替わるような感じで、下山を始める。一応、西峰にも寄ってみたが展望はない。ただ、こちらの方が若干標高が高いとのことだ。
帰りも行きと同じく時間をかけてゆっくり下山した。