谷川岳


日程 96年2月17日(土)〜18日(日)
メンバー 山岳会のSさん、Mさん
コースタイム
17日 土合駅9:05〜ロープウェイ駅9:25〜(西黒尾根)〜山頂15:30
18日 山頂8:25〜(天神尾根)〜ロープウェイ山頂駅9:45〜土合駅10:45

 この年は例年より雪が少なく、同行したMさんによれば、この前年のGWより楽だったとのこと。それほど楽な登山だった。谷川岳は夏には行ったことがなく、冬山での初登山となった。


 夜行で越後中里で下車し、鈍行で土合まで折り返すつもりであったが、間違えて土樽で降りてしまい、2時間ほど予定が遅れる。しかしこれが幸いして、土合駅にて、遅れてきたSさんと合流できた。すぐにはバスがないので、駅からは登山口まで歩く。ロープウェイの駅のあたりでは、登山者はある程度いたが、大体がロープウェイを利用して天神尾根に向かう人たちのようである。結局、西黒尾根の方から登っていくのは、私たちの他には2人組のパーティーのみであった。
 天気は薄曇りであるが、風もほとんどなく、絶好の登山日和である。この週は、気温が高かったせいもあって、雪はしまって非常に歩きやすい。ラッセルとは全く無縁である。しかし一方で、あちらこちらに雪庇ができていて、注意を要した。  適当に休憩を挟みながら快調なペースで登っていく。2時間ほど登ると、谷川岳が視界に入ってくる。雪を寄せ付けない険しい岩肌であるが、非常に素晴らしい。途中しばしば、立ち止まり見とれる。
 頂上が近づく頃には、かなりばてる。汗もかなりかいた。日が出ていなくて幸いである。結局、頂上の小屋の少し手前でテントを張ることにする。ビールがとてもうまい。就寝は、9時くらい。
 翌朝、起床6時。昨日とは打って変わって、雪。テント撤収後、トマの耳、オキの耳に行って証拠写真をとる。オキの耳の標識は雪に埋まっていた。小屋でしばらく休んだ後、下山することにする。途中、尾根の中程でキャンプを張っていた20人位の中年の集団。これ幸いとばかりに写真を撮ってもらう。
 ロープウェイの山頂駅まではあっと言う間。ロープウェイを利用するつもりであったが、1000円と聞いて、歩いて降りることにする。
 土合駅前の民宿にてビールで乾杯。その後、谷川温泉(町営の施設)で汗を流した。


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