・・・・・・―☆・・・・・・―★ ■Cherubの「独り言」■ ★―・・・・・・☆―・・・・・・


つれずれに(2004年9月17日)

  人間らしい心をわれわれは失ったのだろうか。 残忍な殺人があまりにも多い。 児童や女性による殺害事件や虐待が目立つことに慄然とする。 なんとも言いようがない。 死と向き合う経験がないからか、女性の男性化か?。 余りにも生の感覚が希薄である。 そういえば、このところ女性のやさしさに引かれる機会が少なくなった。 やさしさは女の魅力の一つであるのだが・・・。
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”恥を知れ”という言葉はもう死語になったのだろうか。 人を育てる教師、人の道を説くお坊さん、社会を背負うリーダー達による破廉恥な痴漢行為も多い。 聖職者はもういなくなったようだ。 倫理観をもった指導者はどこへ行ってしまったのか。 なにか釈然としない。何をしても恥にならない社会であっては、気持ちがめいるばかりだ。
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被害者や遺族に何の罪があるというのか。 加害者は皆身勝手すぎるのだ。 いろいろ夢があっただろうに、人生の半ばで果てた被害者たちの無念さを思うと言葉もない。 どんな言葉をかけたらいいのか。 諍いはしても取り返しのつかないことだけはしてはいけない。思いとどまる勇気を求めたい。人として生きていくことを幼少のときから教えるとともに一人前になったらそのことを悟らなければならない、と思う。好き嫌いで判断し、嫌がらせやいじめをする人も少なくない。感情を抑えて相手の立場に自分をおいて考えてほしい。また、束縛された考えから放たれてこそ人間らしく生きていけるのではないか。自由でありたいものだ。
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もう警察はわれわれの身を守ってくれるところではなくなったのだろうか。 ごく普通に暮らしている人が警察から犯人扱いされる。事情聴取し、逮捕し、そして自白を強要する。 地道な捜査をせずに犯罪者にしてしまう警察に頼ることもできない。 警察から独立した特別保安官が必要な世の中になったのかもしれない。 社会的弱者を狙った犯罪も多い。 高齢化、過疎化の進む社会を反映した陰惨な事件、家族の心情を逆手に取った卑劣な詐欺事件、電話による「おれおれ詐欺」の被害が後を絶たない。 外国人による犯罪も多発している。 こうした犯罪のいい封じ込め策はないものか。 身近な人達が互いに支え合う地域コミュニティの形成も一策であろう。平穏な日々を過ごすためにも、自分たちの社会の安全を考えたいと思う。

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