Q　R　コ　ー　ド　豆　知　織

■QRコードとは？
QR”とは、Quick Response（迅速な反応）の略称。2次元コードの一種で、1994年にデンソー（現在デンソーウェーブ）が開発したもの。縦じまのバーコードに比べ複雑な模様のＱＲコードは、数十倍から数百倍の情報量を記録可能。デンソーウェーブではコードの仕様を公開しており、無料で誰でも利用できるようにしている。

■QRコードの特徴
縦と横の方向に情報を記録できるため、バーコードよりも多くの情報を内包できる。最も小さいバージョンは21×21セル、そしてバージョン2は25×25セルとなっており、バージョンが1つ上がるたびに1辺4セルずつ増加する。QRコードの大きさは、そこに含む大容量データの収納、小スペースへの印字、かな・漢字を効率よく表現できる。QRコードの面積のうち約7％〜30％欠損していてもデータを復元でき、汚れていても読み取りできる。また、360°どの方向からでも読み取れる。複数のQRコードに分かれて格納された情報を一つのデータとして連結することもできる。QRコードにおける「セル」とは、情報を表わすマス目のことである。