Last update 04/04/2003 ニコン・ニッコールレンズのレンズキャップが新しくなった。 以前のキャップは両端からつまんで外すタイプだったため、フード装着状態では指が入らなくてキャップを取り付けられなかった。 それに対応するため、フードハットなるネオプレーンの帽子みたいなのまで発売していたのだった。 今度の新しいニコンのレンズキャップは、つまむところがキャップの中央の窪みになり、指が入らないようなフード装着状態のレンズでもキャップができるようになった。 発売されたのは52mm径用のLC-52、58mm径用のLC-58、 62mm径用のLC-62、67mm径用のLC-67の4種で、 72mmや77mm径用のはまだ発売されていない。そのうち大きい径のレンズキャップも発売されると思われる。 タムロンのレンズでは以前から同様のレンズキャップが装着されていて、それをNikkorレンズにも装着していた人もいたが、必ず合う径があるわけではなかった。 ただ、フード装着状態でもそのフードの外径に合うサイズのレンズキャップがあればそれをつけるという手もあった。 例えば、HN-2フードの外径は72mmなので72mmのキャップをつければ丁度なのであった。 これはどのフードでもできるというものではないため、今回のニコンの新しいレンズキャップは大歓迎なのである。 外観は指が入れられるようになった分だけキャップの厚みは増したし、正面から見るといかにもプラスチックぽい造詣でAiやAi-Sレンズには似合わない。 しかし、レンズ前玉に面した裏側は平らになり、装着に失敗したときでも前玉やフィルターに傷がつきにくくなった。 以前のキャップは、スプリングを格納した部分だけが出っ張っていたので、キャップを装着し損なってフィルターに傷をつけたことがある。 今度のレンズキャップはそのあたりも考慮されているようだ。 レンズには必ずフードをつけるのだが、キャップに困っていたという人は、是非買い足して欲しいアイテムだと思う。 ■HaniwaのページHOMEへ ■カメラアクセサリー一覧へ ■BLOGへ
HOMEへ戻る |