僕はまだ16歳だけどこの映画に出会えて良かったです!レンタル店に置いて無くて見つけた時かなり感動しました!内容も今見てもすごい!古くさくも無く日本もすごいなーと思えた作品でした!後半のカーチェイスホントにビックリするほど凄かったです!
――高校



この映画は罪である。日本映画がこんなに面白いものだと少年を目覚めさせてしまった。以来20余年、もっと面白い日本映画が見たくって、洋画など目もくれずに追い求めている。しかし、未だにこれを越える映画には出会えない。
――渋谷のゼロ



(「男優・女優 人気投票」告知コーナー より)
「風」いつも情熱的な「投票」「コメント」どうもありがとう。それぞれのひとがそれぞれの「憧れのスター」と電車のなかで、コンビニで、自宅で、そしてパソコンの前で、「夢」を追いかけ「風」を感じて生きている。「太陽を盗んだ男」はひとつのラブストーリーとしても見ることができる。池上希美子演ずる沢井零子は夢追い人である主人公を追いかけともに束の間「夢」を追いかけ「風」を感じることになるのだが。。。。その沢井零子を自分とし、主人公を「自分の憧れのスター」に置き換え「太陽を盗んだ男」を鑑賞してみるのもいいかもしれない。この「風」の「切なさ」、かなりききます。。。
――べあ



「太陽を盗んだ男」初めて見た21歳の一若者です。
(21歳は若いのだろうか?心配。)まず一言。
このメッセージ欄、城戸先生が支えてます〜〜。
か、かっこいい〜〜〜! あ、「太陽」の感想。。。
まずこの掲示板に感服いたしました。
――ルコ



「太陽を盗んだ男」初めて見た21歳の一若者です。(21歳は若いのだろうか?心配。)まず一言。すげぇ。私が生まれたその年に公開された映画。時代を感じさせる映像でしたが、違和感無く見ることができました。プルトニウムを盗むシーンでインベーダーの効果音が流れたときなんだか「おぉぅ!」なんて感動しました。帰りにDVD予約したし。次は家で感動だな。もっと早く知っていたかった、と思いました。 上記の感想は「ゴジサイト掲示板」より転載させていただきました。by べあ
―― 一若者



懐かしい・・・のただ一言。はるか昔にサントラを買った。太陽を盗んだ男というタイトルのピアノ曲がとても好きでしたね。あと「笑う原爆」というのも良かった。DVD化にあわせてサントラも出してほしいものだ。
――No.9



公開時は、みていません・・が、先日レンタルで見つけて鑑賞したら非常に面白かった。たいへんよくできているなあとおもいました。撮影時、ジュリーは超売れっ子だったので、ザ・ベストテンがよく撮影現場に乱入してました。あの時の場面が、プルトニュームを盗みにいったとこだった。後日、2時のワイドショーの(浜村淳の映画試写室)で紹介されてジュリーの、あらゆる魅力を積め込んだ力作と表してた事とかビデオをみながら雑学知識が、甦ってしまっていた。当時小学低学年で、とても劇場に連れて行ってとせがめなかったがせがんでも、よかったんでは?(はたして理解できたかは謎)と少々後悔が、沸いてくる。素直にいい映画って、思えます
――仙太郎



自分はこれを高校のときに学校で見ました。生徒会主催の映画鑑賞会で自分が役員だったので、勝手に決めさせてもらいました。結構、無茶なことしてたよなぁ(笑)DVDリリース、楽しみにしています!!!
――ITASAN



私の生涯見た日本映画の中でのベスト1です。こんな面白い映画があったのかと衝撃を受けました。展開も面白いし、役者もいい。音楽の劇的効果も満点で大興奮!カーアクションの迫力も日本映画の中でも最高!クライマックスの群集シーンもあまりの迫力に涙がでてきたほど!傑作です。いうことなしです!
――ヒロ3兄弟



初めて見たのは、82年の暮れの歌舞伎町ででした。2本立てのオールナイトの2本目だったのですが、1本目の内容が思い出せないほどの衝撃を受けました。(1本目はうる星やつら。同じキティフイルムだったから?)満員電車に顔を押し潰され、遅刻常習犯の理科教師。唐突な「ウルトラマンレオ」と「バスジャック」。東海村原発への単独潜入とプルトニウム強奪。黙々と進行する金属プルトニウムへの精製と原爆製造。政府への脅迫内容が思いつかなくなり、ラジオ番組へ電話してしまう城戸誠。意味不明の「日立?のビーバールームエアコン」逆探知システムの改善?で東急デパートに追い詰められるが、被爆の自覚症状に怯えつつも封鎖解除の交渉をして逃げ切ってしまう城戸誠。強引な原爆奪還とカーチェイス。そして、科学技術館での山下警部との最終決戦。最後に原爆片手に街をさまよう城戸誠。ハッキリいってムチャクチャなんですけど、どれを取っても面白い!(としか言いようが無い!)ムチャクチャでもイイじゃないか!と思ってしまいます。
――まなちゃん



「太陽を盗んだ男」(監督:長谷川和彦)
○話の内容は中学の物理教師が、原子力発電所からプルトニュームを盗み出し、原爆を製造して国家を脅迫する話。

○最初沢田研二の冴えない教師役という事を強調する為に満員電車で押しつぶされているシーンを撮る所が良かった
(*沢田研二の顔が潰れる)

○ボロアパートに入ってきたネコに最初ミルクを手で与えてから、急に催眠スプレーを吹きかけて眠らせる演出が良かった
(*少し「狂気じみている」という感じを良く出していた)

○沢田研二が老人に化けて、駐在所の警官(水谷豊)に催眠スプレーを吹きかけて拳銃を奪う(*最初はさりげなくやろうとするがうまくいかず、結局力づくで催眠スプレーを吹きかける)演出も良かった

○皇居前のバスジャックシーンが良かった(*遠足用バスで皇居に突入・手榴弾を皇居に向かって放りこむ・菅原文太が撃たれながらも身をていして子供達を守るシーンの緊迫感・菅原文太が犯人から奪った手榴弾を皇居のお堀に投げ込むシーン・最後撃たれた犯人を菅原文太が救急車に運ぶ演出という一連の流れ)

○原子力発電所からプルトニウムを奪うだけでなく、発電所を爆破する所までやる演出は頑張っていた(*発電所内は撮影できないのでスナップ写真を利用したり、セットを組んだりしていた所、銃撃戦や乱闘がチャチくなってしまう為にわざと細切れにしたり、インベーダーゲームの音を入れて「異化効果」(*ベルトルト・ブレヒト参照。チャチさを強調する程度の意味)を出していた所、遠ショットで発電所から煙がのぼるシーンを撮る事で「爆破」を説明する所など。「爆破」までやる所は本当に面白い)

○自分の家で原爆を製造するシーンも緊迫感が良く出ていた
(*工具を使って爆弾を製造する所を細かいショットで繋げたり、白い防護服にプルトニウムの紫やオーブンのオレンジなどが映えるシーンを入れたり、汗だくの沢田研二の顔や放射線計測器の針が振れるシーンを所々に交える所など絵的に緊迫感を出すだけでなく、工具で原爆を組み立てる音・計測器が振れる音(*もしかしたら音は無かったかも・・・) ・ビーカーでプルトニウムを移しかえる音・時限タイマーの時計の音など効果音も上手く使って緊迫感を必死に出そうとしていた。又原子爆弾を作る為にサラ金で借金したり、脅迫電
話の練習をするシーンを入れたり、野球のナイター中継に見とれてオーブンに入れたプルトニウムが爆発するというオモシロ演出を入れる事で演出に「メリハリ」を出していたのも良かった)

○沢田研二が妊婦の姿(*腹に原爆の模型が入っている)をして国会議事堂に乗り込む演出が良かった(*沢田研二は原爆の模型を女子便所に置いて、変わりに風船を膨らまして腹に入れ、警察官が集まって来る国会議事堂入り口から涼しい顔をして逃げ出す)

○沢田研二がTVのナイター中継延長を要求後、国家に要求する事がなくなり(*授業中要求する事を
紙に書いてみるが上手く思い浮かばない)、ラジオのリクエストに電話して皆の意見を聞くという演
出が良かった(*繁華街を沢田研二がブラブラするシーン「街中を歩いたり、ゲームをしたりするシーンの合間に「あおかん」で寝ている人や真っ黒になって働いている人のショットを交える」に、様々な人のリクエストの声が入る)

○ジョン・フォードの宗教物で出てきたような影が印象的な建物で、借金取りの西田敏行に追われるのを沢田研二が警察と勘違いする演出が面白かった

○メーデーのデモに紛れて、沢田研二が5億円を受け取りに行くという演出が良かった(*「タクシー・ドライバー」(マーティン・スコセッシ監督)の大統領演説の騒然さを思い出した)

○脅迫電話が逆探知され、デパートが警察官に取り囲まれて逃げられない状況から上手く切り抜ける演出が良かった(*沢田研二の電話での必死のやりとりやデパートの屋上から要求した5億円を警察にばらまかせ、お客がパニックを起こしている隙に逃げ出すシーンなど)

○計画がうまくいかなくなる事と被爆により身体の具合が悪くなる事が同時並行的に描かれ
デパートの鏡で歯茎から血が出ているのを見つけるシーンで、一挙に両方の不安で沢田研二が混乱しピストル自殺を図ろうとする演出は、「追い込まれた」感じを良く出していた

○警察に押収され、警視庁にある原爆を「ターザンスタイル」で奪い返す演出・シーンのメチャクチャさがとても面白かった(*作品の中で一番いい演出だった)

○首都高でのカーチェイスは中々面白かった (*「60セカンズ」(*「パール・ハーバー」のジェリー・ブラッカイマー製作)を思い出した。日本国内ではかなり無茶をしている。)

○車の屋根が潰れても、車が横転して炎上しても菅原文太が沢田研二を追いかけ、最後にヘリコプタ
ーから拳銃をぶっ放して沢田研二の車を止める演出が良かった

○プールでプルトニウムの破片をまいて楽しく遊んでいる子供達(*いくつか子供達が楽しく泳いでいるショットを入れている)を殺すシーンは公害やベトナム戦争の枯葉剤により川にプカプカ浮いている魚を思い出させた

○最後の決闘シーンで菅原文太が原爆の入ったバックから手を放さないので、沢田研二が容赦なく拳銃を撃って無理に放させるシーンが良かった

○誰もいない街中を目的も無くブラブラ歩く沢田研二のラストシーンも良かった

全体の感想
演出のムチャクチャさは非常に面白かった (*特に「皇居に手榴弾」・「原子力発電所爆破」・「警視庁から原爆奪還」「首都高カーチェス」)沢田研二が非常に魅力的に撮れていた (*色々な変装や、授業が退屈で風船ガムを膨らましたりナイター中継を成功させて大喜びしたり、屋上から飛び降りる所では金切り声の悲鳴をあげるなど。 「ダーティ・ハリー」(*ドン・シーゲル監督)のスコルピオンと「タクシードライバー」の主人公を足して2で割ったような感じだったが、沢田研二の方がスコルピオンよりカッコイイし、デニーロよりアンバランスな感じを上手く楽しく軽やかに演じていた) 菅原文太(*実直な感じ)や西田敏行(*突っ張っているがお人好し)がいい味を出していた。 池上季実子は「たんぱく」に描かれていた (*もっとお姉ちゃんが魅力的に描かれていれば良かったが、屋上で菅原文太に後から抱かれる所と首都高ではしゃぐ所以外はあまり魅力的に撮られていなかった)
――ノブ