Uni Mail の予告

Factory Mail for Internet が発表された翌日(9月9日)、 エヌフォー も、インターネット対応の日本語メーラーを発表しました。 その名もUniMail、エヌフォーのUniシリーズの一環です。
発表の内容は、 ここで見えます。

読めばわかりますが、これは非常に大きな特徴があります。

UNIXのshellの使用を前提としているのです!


これにはちょっと驚きました。なるほど、こうすれば、 メモリ食いと呼ばれる Newton Internet Enabler(通称NIE) を使わなくても、小さなメモリ上で軽く動かすことが できるかもしれません。
当然、逆にいえば、UNIXのshellを使えないところでは まったく使用不可能となり、有名なプロヴァイダのかなりがダメ、 ということになりますね。だって、telnetプロトコルはサポート するけど、自分のとこのshellは使わせない、というプロヴァイダ はけっこうあります(RIMNETが推奨されるのかしら?)。 また、login script なんてのも書くことになるんでしょうね、 きっと。

逆に、Factory Mail for Internet は、Newton Intenet Enabler を使うことを前提にしており、メモリ食いでは あるものの、PPPでのPAPなどの認証もそのまま 通ります(いまはだめだけど、NIE 2.0 になればLANへの 直接接続を可能にするらしい)。
どちらかというと、本来のメール環境は、やはりこちらの 方になる気がします。

つまり、フルセットのメール環境はFactoryが、そこそこ メール環境はEnFourが出す、ということになったのでした。
私はたぶん、Factoryの製品を待つでしょう。自分の加入している プロヴァイダを考えると、これが一番現実的です。


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