MessagePadの静かな引退

(注)この記事は98年8月の内容を、99年1月に書いています。


結局、私は古巣のZaurusの世界へ戻る決心をしました。

それまで「不細工だなぁ」と思っていたPowerZaurus MI-610を、購入しました。

MP2100に満足できず、MP130は処理速度が問題だし、代替機などを中古品で押さえるのも難しい(私はMP130のキャリブレーションがおかしくなって、2台目なのです!)。となると、持ち歩く製品として、ある程度安心して使える状態であるためには、きちんと生産されていて実用的な製品でないと困る。

結局、Newtonのデータを移管できる相手は、Zaurusしかありません。i-mailに代わってメールのやりとりをすることを考えても、Power Zaurus以外には選択肢がありません。


実際のデータ移管には、例えば

といった問題があって、最後は力技もあったのですが、移管自体は一晩で終了しました。

というより、昔のPI-3000あたりのZaurusからNewtonに取り込めなかったデータなどを、むしろ復活させることも出来たりしました。


それで、実際にPowerZaurusを使ってみて、やはり画面の派手さ、機能の不統一さなどは気になります。言ってみれば、過剰な機能や重複する機能が見受けられる。
レポート/自由帳とワープロは重複していますね。また、レポート/自由帳は一種のテキストデータベースと考えると、カード型データベースとも重複する。このへんはきれいに整理し直してほしいな。

まぁ、しかし、処理速度面で言っても、MP130よりははるかに速く、実用性だけで言えば非常によい。つまらないけど、実用的です。


しばらくは、これでいきます。

MP130はシステムの内部がとんでしまわないように、電源管理だけはやっておきます。

それでは、さようなら。(;_;)


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