MP2100環境への不満

(注)この記事は98年5月の内容を、99年1月に書いています。


NLK正式版がやってきました。

NLKベータから大きな進歩はなく、バグを取り除いた点が作業の中心だったようです。とりあえずインストールはしましたが、本当にあまり変化がない。UniFEPの完成度には遠いですね。

まぁしかし、とりあえずは正式運用してみましょう。


MP130(with UniFEP)からMP2100日本語版(NLK版)への移行はどうやって行ったか?

当たり前ですが、まずMP130でバックアップをとりますよね。

MP130に挿していたメモリカードで、UniFEP関連のものを消去してから抜きます。MP2100に挿してデータをそのまま読み込ませます。

基本はこれだけ。それだけに、UniFEPのファイル構成はよく知っておく必要があります。これは、初心者には酷な作業ではないかな?


さて、動かしてから気付いたこと。

i-mailが文字化けする!
PocketMoneyも同様だ!
こ、これは・・・

実は、UniFEPとは環境が変わってしまったため、UniFEPを前提に作っていたいくつかのソフトは、文字化けを起こしてしまうのです。そして、それが生活に直結したソフトウェアなら、非常に困ることは必須。

さらに、私はNLKの使い勝手が、どうも好きになれない。これが非常に大きいです。どこがというより、とにかくUniFEPを超えていないことが、最大の問題。超えているのは、ハードウェアの速度だけなのですね。


あと、NewtonOS 2.1に含まれているバグとして有名な、-10061エラーも、やはり大きなデータを扱ったりすると頻発するようになってきました。

これは様々なパッチが出回っていますが、正直言って、安定度はMP130のほうが上だったように、個人的には思われるのです。

速いのはいいことだけど、安定しないのは困る!だって、日常の道具なんですから。


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