PowerBook 3400 と 2400

新しいPowerBookが続いて登場しました。まず、97年の 2月、MacWorldExpoと同時に発表された、重量級ノート型の PowerBook 3400
そして、5月9日に発表された、サブノート型の PowerBook 2400

両者とも、これまでとのPowerBookとの最大の違いは、 速度がデスクトップにあまりひけをとらないこと。ようやく、 いわゆるDOS/Vノートと同様の状況になり、ノート型は使いものに ならないマシンが多い、という状況を払拭しました。
他にも、きょうたいの設計がよくなり、ボードも再設計されて、 動作上の安定度をやっと取り戻したこと。ノートでありながら、 ある程度の拡張性も考慮されて、犠牲にされている部分が 少ないこと、なども特徴らしいです。
また、2400のほうは、IBMのThinkPadチームとの共同開発 であることも話題の1つですね(生産もIBM藤沢工場で、 日本向けのモデル)。

PowerBook 3400 は高くて(日本では60万くらいか?)、はっきり いって正気の沙汰とは思えないですが、サブノートの2400 のほうは、早くて小さくて(ThinkPad535を丸くした感じで、 1.98kgとこちらのほうがやや重い)、値段も40万弱くらいに なるでしょうね。これは、少しはましかもしれません。

しかし、私が買うかどうかは、微妙だなぁ…。デスクトップの 互換機を買って(Akia/UMAXやPowerComputingがよさそう)、 マックもBeOSもMkLinuxもだいじょうぶ、という環境にしといた ほうが楽しそうだ!
ちなみに、マック・コレクター(世間にはそういう人がいる) には、 アップル社20周年記念モデルのマッキントッシュも 話題になっているかも。いまさら、あんまり魅力はないけど。


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