Macを買うまで

Macは、けっこう前から好きでした。


最初に触れたのはよく覚えていませんが、大学卒業直前(84年頃)に、けっこう 話題になっていましたね。翌年、512K Mac (FatMacと呼ばれた) を、私がお世話になった先生(当時、助手)が買われて、それだけで英語の提出論文を仕上げていたのが印象に残っています。
便利に動けばいいじゃん、という発想より、複数のソフトを束ねて統合的に使える環境、という発想が気に入りました。各ソフトウェアも、 ちょっとした作品のような雰囲気がありましたし。

86年にMacPlus登場。メモリ1MB、SCSIハードディスク接続可能なこのモデルは、非常に強く私を刺激しました。折しも、音楽用 ソフトPerforma、表計算のExcelなど、現在の標準となったソフトが 大量に登場し初め、書店にInside Macintoshなどが並びだした頃です。


資料を集め、一時は購入直前までいったのですが、資金の関係で 断念しました。当時は、MacPlusでローンを組むと60万にすぐに到達するくらいでした。


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