βがとれてから

βがとれて、しばらく使っていましたが、現在までに格別大きな 問題点は見つかっていないようですね。まだメモリリークの問題は 残っているようですが、とりあえず、フリーズなどはだいぶ減り ました。
一応、なんとかtelnetでも日本語が通るし、フォント表示関係の バグもとれましたし、メール回りの安定度も高まり、メモリに 余裕さえあれば、実際の使用になんとか耐えます。

以前から文句が多かった、メールやニュースでのキーボードでの 操作(次のメッセージへ行く、前のメッセージに戻る、ページ めくり、など)がさくさくいきます。
特に、ニュースやメールの、テキストしか含まないケース(つまり MIME本文でないケース)での、画面表示がいくらか速くなりました。 ベンチマークをとっていないですが、メールがたくさん来ても 以前よりは安心できます。

あと、βなどをインストールしていた人は、必ずβバージョンの インストーラで「カスタム削除」を選択してCyberDogを削除し (この場合、メールなどのデータは失われない)、その後で 新しいバージョンを入れる方が、トラブルが少ないです。また、 READMEにもこの方法が推奨されています。
なお、97年3月下旬に出荷開始予定の「MacOS 7.6」(ついに 漢字Talkの名称はなくなるそうな)には、これが附属します。 インストーラが自動的に入れてくれるそうです。これが 一番楽な方法みたいです。(現物見てないから保証できないけど。)


cyberdog.japaneseなどを見ていると、英語版を使っている人々は すでに2.0αを使っています。このα版でのポストを見ていると、 ようやく他のメッセージの引用に「いついつ、誰が、どのSubjectに 対して」という、ヘッダー情報を入れられるようになったようです。
いやね、逆にいうと、いままでCyberDogのメーラはこれができなかった。 ハンドラという機能で、メールを宛先ごとに別のトレイに分類して くれるので、使っていました。しかし、RMAILでもmhでもmewでも できる(このあたりはUNIXのメールソフトの話ね)ヘッダー引用がやりにくい(その気になればできるが、 手順が多くてやる気になれない)のは、とてもいやだったのでした。 できるようになるのは、大歓迎ですね。
さらに、ブラウザの方も、Netscape Navigator がいつできるか わからないのをうけて、フレームなどの最新のhtml規約に対応する 予定だそうです。


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