内蔵HDDの換装

(注)この記事は98年11月のことを、99年1月に書いています。


PB2400cは、買ってきた時には1.3GBのハードディスクです。しかし、これをメインマシンとして使い、特に画像を扱ったり、通信のログを溜め込んだりすると、すぐに一杯になってしまいます。

こういう時にはHDDの換装が一番。しかし、PB2400cはバラシの難易度が非常に高いことで有名で、不器用な私は自分で触る気はしませんでした。また、だましだまし使っていれば、なんとか200MBくらいはあけておくことが出来たので、ずーっとそのままでした。


しかし、ある情報で事態が一変します。

秋葉原のAmuletからのメール情報で、PB2400cの換装に使えるIBMの4GBのHDDが、1998年11月いっぱいくらいで入手できなくなりそうだ、とのこと。
PB2400cをもしもSCSIモード(デスクトップ機とPBをSCSIケーブルで繋ぎ、デスクトップ機より外部HDDのように扱うモード)で使った場合、4GB以上のHDDだと動作保証がない(というより、データを破壊する)と、アップルから正式に発表されています。
万が一を考えると、やはり何とか4GBのHDDを入手しておいたほうが安全ですね。

というわけで、慌ててAmuletに電話をかけて予約し、HDDの交換と購入をお願いしました。これが11月下旬です。


Amuletは秋葉原の有名なお店で、当初はNeXTSTEPやSunなどのUNIX系を扱う専門店として有名でしたが、NeXTとアップルの合併の頃からはマックも扱うようになり、特にPB2400cのHDD換装では全国にその名を知られるようになりました。

実際に行ってみて思ったのは、実にていねいにやってくださることですね。非常に安心でした。
また、私は4GB-HDDの他に、取り出した内蔵HDDを外付けHDDとして使えるようにするCitiDiskも同時に購入しました。このあたりも含めて動作確認から何から、安心して任せることができました。

いいお店ですね。スタッフの皆様、これからも頑張って下さい。


さて、換装を終わって、環境を戻して使いながら思ったこと。

速い!非常に速くなります。ハードディスクは容量が大きい方がアクセス速度が速くなるものですが、メールの読み込みやNifty通信ログなど、実に気持ちいいです。

また、以前より音が静か。これも、とても気持ちよい。

ほんとうに、お金を払った価値のあるものでした。満足、満足。


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