2000年10月の猫時間通信


●2000.10.29〜31 -- ・・・

採用面接だの、管理職の用件が多し。まことに疲れることなり。


火曜日の30日はちょっと早く会社を出たのだが、結果的にちょっと用を済ませてから帰るので、会社にいたのと帰宅時刻はたいして変わらない。

これもある意味、翌日の疲労度はあまり変わらない・・・


●2000.10.27〜28 -- 池袋のイノダ、最近のカフェ

それにしても、寒いですね!

ウォーターマンの万年筆。使いはじめたが、細いためか、ついつい力が入る。それではいかんのだと、力を抜いて書くように意識する。力というのは、筆圧ではなく、純粋にペンを支える力のほうだ。つい握りこんでしまう。シャープペンの太さに近いからだろうか。


27日の金曜日は会社の宴会だった。私はこういうのは苦手で疲れる。特に今は不調なので、疲れ方が激しい。とにかく、お茶を飲みつつ、食べつつ、急激に血圧が動かないようにしていた。


28日の土曜日。池袋西武の催事場で、京都の催し物。とりあえず、雨の中を出かける。何と言ってもイノダコーヒーが出ているしな。
ゆっくり歩いていく(そんなに調子がよくないけど、単にじっとしているのはもっとよくない)。

そこそこの混雑。どうも西武がこういう形で行うのは珍しいらしく、おばさん達がしきりに「こういうのは初めてよね」をあちこちで連発している。でも、特に珍しいものがあるではなし。相変わらず北山のマール・ブランシュのモンブランには行列が出来ていて、伊勢丹と変わらないような。

で、イノダ。こういう出張にすごく熱心だ。ちなみにホームページには出張の履歴が出ている。移動式の厨房を用意していて、行く先々で必ず板を立ててそれらしい演出をし、三条店のカウンターみたいにして営業する。
「イノダはサンドイッチ!」と思っている私にはかなり物足りないが、まぁこういう出張では仕方ない。同居人は、移動式でも同じ味を出そうと努力しているシステムに、ちょっと感心している。

また京都に行きたくなる・・・


29日の日曜日になって、やっとざわめいていた心が静まってくる。身も心も仕事に明け渡すような暮らしは、やはり避けなければならんな。

地味な喫茶店で、雨の中、静かに外を眺めたり、ぼーっとしたり、本を読んだりしていると、とてつもなく至福に浸れる。こういう喜びは、逆にスタバ(スターバックスのことだ)のような賑やかになってしまったお店ではなかなか味わえないかもしれない。

東京では最近、どこもかしこも明るいカフェになってしまって、いわゆる喫茶店は減って来ている。茶色っぽくて、照明を落としていて、コーヒーの琥珀色に照応するような、おしゃべりもできるけど、静かに考えることもできるような店。

よく考えると、京都にはこういう店がまだかなり残っている。 私が京都に惹かれる理由はこれなのだろうか?
ちなみに、現地の雑誌による京都のカフェ・ランキングでは、1位はイノダなのだ。2位 がおしゃれなカフェとして有名なCafe 。イノダの持つ客へのホスピタリティの高さと、落ち着いた雰囲気と解放感とが高い次元で融合している姿は、流行りなど圧倒するらしい。

十年後、京都のカフェは東京みたいに大資本(商社や他に本業を持つ会社)に席巻されてしまうのか、個人のお店や専門店もたくさん残るのか。
また京都へ通いつつ、見届けたいな。


●2000.10.26 -- ウォーターマンの万年筆

クリニックへ赴き、投薬の相談。投薬を受けることにする。

どういう形で生活と仕事のリズムを組み立てるかを考えたのだが、結局今の会社の仕事がすぐにはなくならない限り、こういう形をとるのがいいだろう、ということ。

症状は、ぱっと動こうとした時に、フラーッとなって倒れかかること。今は素早い動きは控えている。寝不足よりも、循環器が過敏になっていることからきている。まぁ・・・自立神経系だな。


帰宅すると、小包が届いていた。
クレジットカードのポイントが中途半端に余ったので、万年筆に交換した。それが届いていたのだ。

今私が使っている万年筆は、シェーファーの「ノン・ナンセンス」という安いやつだ。値段を考えると悪くないけど、手が汚れる(半分はクリーニングをさぼっているからなんだけど)。

今度のは、ウォーターマンのもの。細いけど、その割には滑らかに書けるし、何と言っても手が汚れない!
ただ、3ヶ月位に1度はクリーニングしろ、と書いてある。それが面倒で、使い潰しそうになんるんだよなぁ、いつも。今度は少し慎重に使ってみるかな。でも、そうやって、パソコン以上に万年筆にハマると、これは経済的にこわいなぁ。


●2000.10.25 -- アフタヌーン、etc.

会社で、とりあえず直属の上司に「しばらくは早めに到着して、早く帰る生活にして、生活のリズムを戻さないと、身体が壊れてしまう」という話をした。まぁ、とりあえずの了解はあったので、一歩進んだか。


アフタヌーンを購入。今月は「なるたる」よりも「ヨコハマ買い出し紀行」が目をひいたか。あの栗、いいなぁ。このマンガからは、こういう時々なんでもない視覚的なヒットがあって、やっぱり好き。
まだ「神戸在住」を読んでいないな。

コミックのお店で気になるもの。

そろって、2,500円だ。「バクネヤング」はヤングサンデーに連載を開始した瞬間に問題になって、別 冊などで続いたと記憶している(昔の記憶なのでかなり曖昧)。破壊パワーと絵の細かい汚さが一致してて、妙におかしいマンガだった。

一方で、松本大洋の書き下ろしはどんなんだろうな。面白そうだが、CDや小説などを含めてから買うものを決めないと。


相当に恥ずかしい雑誌「pen」を購入。な〜にが「男の東京」だ、と思いつつ、ふる里の神楽坂の最近の様子が出ていて、何となくレジに持っていってしまった。
しまった・・・


●2000.10.24 -- 休み

大事をとって、会社を休んで、午後からマッサージを受けにゆく。腰が驚くほど凝っていた。終わると筋肉が少しぼうっとするが、気持ちがよい。

外へ出て、腕を気持ち大きめに振りつつ 、風を受けつつゆっくり踏み締めるように歩む。やっぱり、歩くって大切だ。土曜日だったけど、生き返ってくるもん。

そうは言いつつ明日からはまた会社へ行くけどね。


明日はアフタヌーンの発売日だ。もう1ヶ月か・・・


●2000.10.23 -- 再びクリニック

再びクリニックへ赴く。大きな問題がなく、血尿が出たタイミングで一度尿をとってみないとなんとも言えない、という結論になる。少なくとも腎臓病の徴候ではないことははっきりしたので、よかった。

待ち時間が長く、その間にやっと、今年の夏の京都旅行日記下書きがあがる。でも、まだ清書していない・・・


クリニックに行くために、会社は事実上の早退である。早く出て、早く帰ると、かなりラクではある。しかし、肩凝りが相変わらずひどい。

特に今日はかなり立腹することがあり、それも拍車をかけているのだが。


●2000.10.21〜22 -- 長徳が!

21日の土曜日、晴れるというので洗濯物を干してから、久々に青山方面へ向かって散歩。

渋谷で降りてから、テクテク歩く。身体を動かしていないので、歩いているだけで希望に満ちてきて、わくわくする。ガキが「散歩」と聞いただけで小躍りする、あの感覚?(苦笑)なんか、ひでぇ生活してるんだなぁ。

表参道は商店街が仕切ったテントの中で露店が出ているのだが・・・ロクでもない店ばっかりだな。あんなことするくらいなら、やめたほうがマシだ。
同潤会ではまだお店がしぶとく残っている。 この風景がなくなるのはさみしいなぁ。

で、やはり路上で絵を描く人達は生き残っている。しかも、最近は326もどきが多い。どーでもいーけど、中途半端な人生訓なら、いらんわ。


22日の日曜。カメラ量販店で、NECのLaVie MXという新しいマシンを触ってみる。
このマシンはCPUにCrusoeを、画面に反射型液晶(解像度は800x600)を搭載して、バッテリーが8〜11時間持つという。重さは1.37kg、B5ファイルサイズ。
こういうのって、理想のスペックにかなり近い。反射型液晶で、バックライトなどがないことも潔くて好き。でも、25万円もする。今年はもうPowerBook G3を買ったりしたので、これ以上のマシンへの投資はなし。

夜に、知人の作曲家とお茶&ご飯。妙な裏話で盛り上がる。


●2000.10.19〜20 -- 最近のFusion系

クリニックへの通院のために早く帰った日があったので、19日は遅くまでの仕事になる。そんで、20日は身体がもたんので、夜の8時半くらいには出た。


色気をだして、最近のFusion系のCDをいくつか買ってみた。(この間、クラシックのCDを給料出てから、と言っていたのはどこのどいつだ・・・)

どうもT-Squareなんか聞いてると、もう和んでしまう。というか、もうこりゃ伝統芸能か?つー感じ。いい意味でも、悪い意味でもね。伊東たけしが戻って、安藤まさひろとのユニットになり、リズムやキーボードはその都度変わるようだが、むしろ本当に80年代に入る前のFusionという言葉が一般 的になる直前の雰囲気を踏襲しているのかもしれない。もちろん、当時の雰囲気そのもの(まさにそのジャンルが勃興しつつある瞬間の雰囲気)は蘇りようもないけれどね。
嫌いじゃない、けど、好きでもない。

Pat Methenyは、いまさらこんなの買ってどうするという、リアルタイムではない買い物。最近の彼の例にもれず、バンドでない分、彼のやりたい音楽が全面 に出ているかも。でも、この人もMichael Breckerと同様、そういう時よりも他人とセッションしながらやっている時のほうがいい音になるなぁ。

"SPAIN"は、表題曲である。有名な、Chick Coreaの、もはやスタンダードと言っていい曲。これを、ギターとピアノのデュオでやる、かっこいいアルバム(このアルバムも少し前に出たもの)。同じ和みでも、ここには冴えた味があって、好み。それに、"SPAIN"、好きだなぁ。やっぱりいい曲だ。
輸入盤だと、ジャケットが美しいです。

Fusionって、Jazz(特にModern Jazz)好きから見ると「魂のこもってない音の羅列」だろうと思う。でも、だからこそのよさもある。
みんながみんな魂に塗り込められていたら、この世は怨念の固まりだぜ。そんなんじゃない音楽だって、立派に楽しい音楽だ。

ちなみに、買う時に試聴盤を他にも見たが、寺井尚子の "Princess T" はまったく買う気にならず。Lee Litnerは、こういうの、やらないほうがよくないか?それに、自分で "Princess" とか言っちゃうのもイヤ。


●2000.10.17〜18 -- 長徳が!

17日、朝のミーティングがあったのに起きられない。

18日、気になったので、早めに退出して以前お世話になったクリニックへ。
大事になる前に、相談をしようということである。

いくつかの症状を伝えて(血尿、フラフラなど)、尿などを検査することに。初回だし、検査の結果 を見ながら、次回までに私の方でどうしたいのかなどもまとめておくということにする。
風邪っぽいからといって、 すぐに薬を飲んだりはしないように、と釘をさされる。以前によくやっていたからだ。


ところで、驚くべき事態。

渋谷の有名なうどん屋「長徳」が跡形もなくなっており、あとにはハワイ風のハンバーガー・ショップが入っていた。外人などもいたので、もしかして本場に近いのか、とも思うが・・・

あそこのうどんは確かに高かった。うどんが1700円からなんて、尋常ではない。でも、でも、おいしいことはおいしかったのだよ。野菜なんか、面 とりして、別々に煮てから、うどんに入れていたし、とにかく具が多くて「滋養によい」という感じだった。

残念だなぁ。


●2000.10.16 -- 古楽の現代性・・・

とにかく頭痛と体調不良を呼び起こす首から背中を通じて腰に至る痛みが出たので、とりあえずいったんマッサージへ。先生がびっくりするほどの凝り。これはね、わかっている。半分は思い悩むことが多いので、その心の重さが身体の反応に跳ね返っているのだ。


新鮮な音楽を、聞きたいな。

マッサージの帰りに、30分だけCDショップに寄ったのだが、クラシックの大当たりが一杯出ていた。ただ、いっぺんには買えないし、給料が出るまで心の中のリストを楽しむことにする。リコーダー系やリュート系の古楽で素敵なCDもあったが、さすがにBach yearのせいか、名演ではないが快演が多くて迷う。 さらに、GLOSSAレーベルから、木管室内楽によるモーツァルトの魔笛の器楽抜粋の復刻CDとかね。
ちなみに、ギョーム・ド・マショーのミサで復刻盤が出た。まじめにこれはほしいな。

ただ、私の望む新鮮な音楽にはちょっと遠い気もする。それが、今日いきなり買わなかった最大の理由かもしれない。古楽という枠組みが、私にとっては日常になりすぎて、現代性をとっくに失いつつある・・・もちろんいまだに大好きではあるのだが、 もう一歩突き抜けた何かを聞きたい。
それが今の古楽勢に欠ける最大のジレンマ、と感じている。音楽がまとまりすぎているというか。かといって、崩れたものを聞くと「まとまりがほしい」と言い出すに決まっているのだ。我ながらまぁ・・・


●2000.10.10〜15 -- 久々のモーガンカフェ、髪

仕事の忙しさの波がまったく途切れん・・・マジメに叫び出したくなるのを堪える。キレそうになる最大の原因は、自分の本業以外の仕事が多すぎて、そちらがどんどん積み上がっていく一方で、本業も決して途切れないことだ・・・


同居人の妹夫婦がやっている高円寺のカフェ、モーガンカフェ(高円寺北口より、庚申通 りを歩いていって早稲田通りに至るちょっと手前)に、金曜日の夜にいってきた。キレそうになったので、仕事で区切りがついたところで、あとは放り出して出てきたのだ。
本下さんという、アーティストの個展を見つつ、食事とコーヒー。ゆっくり絵を見ながら、そして、今日は常駐していたという作者を見ながら、店を出す側と、客との間に独特の馴染んだ空気が生まれていて、なんとも幸せな空気だと和やかな気分になる。

ちなみに、この店には一人で毎日お茶を飲みに来るおじいさんがいらっしゃるそうだ。一人で静かにお茶を飲んで、帰って行く。この方は近くで焼き鳥屋をやってらっしゃる方だそうで、かんさんと呼ばれ、大勢の若者に慕われているそうだ。
すごいのは、常連に店を任せて、自分は1ヶ月くらい海外に行く、というのを年に1回くらいのペースでやっている、という話。
人徳だなぁ。いい話。

日曜日、ドレッドやパーマ、脱色や着色で有名な床屋へ行く(美容室ではなく、理髪店である)。ばっさり髪を切って、マニキュアでオレンジを載せる。脱色してないから、色は全然目立たないけど、気持ち軽い感じになる。
ちなみに、白髪が1本あって、そこだけ見事なオレンジだよといわれたけど、本人は見えない。今度は脱色しようかな。


ここ最近、朝早めに出ることが多い。そうすると、古いアパートの1階の、庭木のある車庫のあたりにトラジマで目が青い、かわいい猫がいることがある。一度目があったので手をふったら、固まって「誰ですか〜、私はあなたを知りませんよ〜」という顔をしていた。ちなみに、その後は決して人に視線をあわせようとしない。

こえかけ君と呼んでいるお調子者がいる。声をかけては人から餌をもらっていたが、最近闊歩する乱暴者のデブ猫を避けるためか、あまり見かけなくなった。でも、時々アパートの階段の日溜まりを見つけて昼寝してる。

寝ている猫の幸せそうな姿を見ると、一見元気そうな自分の姿が実はボロボロであることに気付き、がくぜんとする。

なんか、ここ数カ月、ボヤいてばかりだな。


●2000.10.05〜09 -- 連休までと、連休と

すんげぇ忙しい、仕事が。忙しいというのを通り越して、いろんな部門や人からいろんな話がいっぺんに飛んできて、優先順位 などまったくつける暇もなく、さらに次の話がくる、という感じ。いくら新部門の立ち上げだからって、人間がやることには限りがあるのだが。

というわけで、体育の日を含む連休は、いろいろプラプラしながら、ふだん考えたり感じたりすることができないようなところに目を向けようと思っていたのだが、なんだかそれどころではなく、無意味な罪悪感にかられる不思議な連休になった。

やっぱり、今から思うと、脱力すべき時には脱力しておいたほうがいいようだ・・・って、あったりまえじゃんか、そんなこと>自分


連休最後、9日の月曜日に、PHSの機種変更をした。いままでNTT DoCoMoのPaldio 312Sを使っていた(PCMCIAの通信カードが電話に一体化された機種)が、3年前のマシンでぼろぼろになっていたので、611Sに変えた。何しろ、前の機種はNTT Personalという今はなき会社名が入っている!

DoCoMoのPHSは量販店では機種変更できないかと思っていたが、さくらやではやっているというので、4千円弱を払って変更した。
これで私もやっと64KBの通信速度になった。使ってみると、想像以上に速い!もっと早く変更すればよかったな。

ちなみに、連休中は量販店でPHSやケータイを見たり、パソコンを見たり、お茶して考え事をしたり本を読んだり、本屋をのぞいたり、街をぼうっと歩きつつ人の会話を拾いつつ街の空気を感じたり。そう、この「街の空気を感じる」ということが非常に少ないのだ、最近は。会社に閉じ込められている上に、会社のある場所は、東京の田舎町だからな。


一応、文芸誌で目立った感じのものは買ってみたのだが、どうもなー。何かにどっぷり浸る気力さえ湧かない・・・「心踊る」という感覚が蘇ってこない。これさえあれば、怖いものない、というくらい大切なことだと思うのだがね。

すごく忙しい仕事をしながら、すごく手広く趣味をやって、しかもどれもけっこうすごい、という人がいる。ああいう人達を見ていると、とにかくワクワクしながらやってるんだ、何ごとも。
逆にいうと、今の私のような擦り減るような感覚って、やはりワクワクしないことをたくさんやっていて、それが螺旋を描いて自分を擦り落としていくようなものか。もちろん、仕事は仕事で楽しめばいい、というのは正論。私、やはり、もともと勤め人に向いてないんだな、やっぱり。


●2000.10.02〜04 -- 恐るべき肩凝り、i-mode

月曜日、これから立ち上げるべき会社の新部門の話をしたり、いろいろ用事が重なったりして、昼食は15分だったりする。ちょっと調子悪いな、と思いつつ、いつもよりは早めに帰る・・・

翌日の火曜日、あまりに調子が悪く、会社に行くのを断念して、バッファリンで頭痛を抑えつつ寝る。

が、寝てると頭痛のもとになっている肩凝りが悪化することに気付き、午後からマッサージを予約して、ゆっくり行く。
先生が驚くような固さ。筋がカチカチになっている。そりゃ、昼食も食べにくいくらいだわ。


マッサージの帰り、「カラオケの方、いかぁっすか〜」とにーちゃんがビラ配り。

カラオケの「方」。「方」って、他には何の方があるの?パチンコ?飲み?カップルならラブホ?

不思議な言い方。


実は密かにi-modeを契約してちょっとずつ使ってみている。

i-mode、ねぇ・・・正直言って、なんでこんなに流行ったのか、わからん。でも、これはこれまでインターネットをあまり不自由なく使ってきた人々の感想なんだろうな、きっと。i-mode自体はNTT内部でも鬼っ子のような扱いだったわけだし。

ちょっと使ってみた感じでは、私にはJ-Phoneのほうがあっていたかもしれない。特に、J-Skyメッセージというプッシュ型サービスも始まっているみたいだし。

で、この手の位置特定型のプッシュサービスって、当然居場所を押さえられているわけで、かなり怖い。昔、ある金融関係のシステムエンジニアが、取り組んでいるプロジェクトがうまくいかないことがわかってきた時に、失踪したことがあって、その時には、取引先の銀行が失踪エンジニアの口座をすぐに調査して窓口でつかまえた、という冗談では済まない話があったことを思い出す。

私はYahooの個人サービスなども一切利用していないのだが、そして、それは個人の嗜好まで押さえられたらたまらんと思うからだが、でも、そんなの押さえる気になれば一発に近い世の中なのだった。

なんだかなぁ。

で、私はPsionというスモール・コンピュータが、以前よりずっと気になり出している・・・


●2000.10.01 -- 下北

洋書の学習会。一応予習をしておいて、よかった。


全然関係ないが、下北沢って、安い。飲み食いして、3千円を大幅に超えることが滅多にないような気がする。ま、これは店の選び方によるのだろうが、たいていの飲み屋がそれくらいであがるのはとてもありがたい。



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