98年・夏の京都旅行

その他のトピックス


●体調不良

今回の旅行は、本来はリハビリを兼ねていました。
今年の1月以来体調を崩しており、夏を目前にやっと 回復基調に乗り始めていたので、むしろ気晴らしに 好きな場所へいってはどうか、という話とともに、 よく知っている京都を選んで行くことになりました。

しかし、なんというか、着いてみるとあまり 食欲が湧かなく、初日の夕食に入った居酒屋や、 2日目の大原での昼食やおやつでも、あまり 食が進まない状況でした。
今年初めからの傾向を思い返してみると、 これはあまりよくない状態の兆候だったのですが、まぁ大丈夫だろうと思っていました。

●風邪でダウンと、ホテル

3日目の朝、起きると非常に調子がよくない。 だるく、眠く、何より胃のあたりが気持ち悪い。 連れが朝食をとりに出たついでに、大田胃散を買って きてもらって飲みましたが、普通の健康状態では ない、もう動けないと考えざるを得ない状態 でした。
連れがフロントに付近の医者について 相談すると、ホテルに医者がいるので、午後に は診察してもらえる手はずになりました。 連れには出かけるように言って、ドアノブに 「Don't disturb」の札を下げて、しばらく 眠ることにします。

ホテルの人が午後2時頃に部屋に電話をしてきて、 今からなら医者に行けるが、どうするかと 聞いてくれました。行くと返事をすると、部屋まで 迎えに来てくれて、医務室まで連れて いってくれました(これは助かった)。
女医さんがあれこれと問診をして、 胃腸によい薬と、軽い風邪薬を処方して くれて、もしもひどくなるようなら、夜に えらい先生がいらっしゃるので、再度 相談するように、といわれました。
とにかく部屋に戻り、薬を飲んで再び睡眠。 夕方に起きると、薬がきいてきて、いくらか 楽になってきました。ミネラル・ウォーターを 飲みながら、窓際のソファに座ります。 東山三十六峰と、鴨川がよく見えます。 鳥が遊び、風に梢がゆれ、河原をみなが ゆったりと通っていく人々。空腹感はまだ蘇って きませんが(昨日夜から水分以外に何も 採っていない)、外の広がりのある景色を 観ていると、かなり気分的に楽になります。 今回は、鴨川側の部屋で、ほんとうに よかった(寝てばかりいると、気が滅入って きますからね)。
メッセージランプが点いていたので 何かと思ってフロントに電話したら、 洗濯物を届けようかと思ったが、 ドアノブに札が下がっていたので とりあえずメッセージ扱いにしておいて くれたそうです。けっこう気を遣って もらっているな。届けてもらうことにします。

夕方、連れが戻ってきました。私もいくら か楽になり、ゆっくりと歩けるくらいまでは 戻りました。体力回復と胃腸の保護のため、 楽なうどんでもすすりに外へ行くことに します。
出掛けにフロントに鍵を預けると、 具合はどうか、もう大丈夫かとたずねられました。 一応病人のいる部屋なので、気にかけて くれたようです。こういう場合、 確かにルームサービスで消化のよい ものを頼むこともできるのですが、少し 気晴らしもしたかったし、一日中寝て いて体全体が凝ってきたので、動き たかったから、外で食事をすることに して、出かけました。

●旅先でマッサージ

風邪をひいて寝ていた日の夜、夕食に 出たついでに、河原町通りに面した タイムマッサージの店で、肩から背中を マッサージしてもらうことにしました。
タイムマッサージ自体は、実は会社の近くで よく受けている(そこはスポーツマッサージの 店)。で、そのためか、凝ってくると ついどっかでマッサージを受けたくなるんです。 (どうも、これは癖になるようで、本来なら自分で 運動して、その後で風呂に入ったりして凝りを ほぐすのが本来の姿みたいですな。わっはっは。)
それと、たまには他流試合(なんじゃそれ?) をやってみるか、という気にもなって、河原町を 歩いていて看板を見掛けたお店に入ってみた わけです。

このお店は、まさに河原町の通り沿い、ど真ん中にあって、 少し東京のお店より安い。中に入ると、どうも ヒーリング系というか、アロマテラピーとか そのへんと関連がありそうな感じ。マッサージと いっても、スポーツ系というより、リラックス系と いう感じですね。
ちょっと待った後、順番になり、肩と首の付け根、 それに背中が凝っていることを告げて、マッサージを してもらいます。やはりスポーツマッサージのように 筋肉をとらえてゴリゴリという感じはなくて、 そこそこの指圧を使って凝りだけをほぐしていく やり方。これはこれで、けっこう気持ちいい。
肩、背中を全体にマッサージし終えると、最後に 軽く叩いて仕上げてくれます。これも気持ちいい。 終わったら、再び待ち合いでお茶(中国茶)を いただいて、終了。

結果的には、薬がきいたことと、このマッサージで、 体はかなり楽になりました。
もちろんマッサージはホテルで頼んでもよかったのだけど、 最近流行のやり方を一回試してみたかったので、 ちょうどよかった感じです。

ちなみに、連れは足をアロマオイルでマッサージ してもらったそうで、あったかいオイルでの マッサージがとろけるほど気持ちよかった そうな。中国のつぼマッサージと違って、痛くは ないのですね。


98年京都旅行ページに戻る