第x回(on8/16〜8/17/2003)

今回は簡単にまとめます。

またまた行ってきました、長野。もう何回目か忘れた。今回も目的は「安曇野ちひろ美術館」と「無言館」に行くこと。しかし8/16は行くだけ。8/17に「無言館」と「ちひろ美術館」をはしごするという相変わらずの強行軍。

前日はちょっと早めに21時くらいに帰宅して、さっさと寝て翌日は早く出立して午前中には長野について・・・のはずが、この頃の状況たる「早く眠れない、早く起きられない」ということで寮を出たのが朝10時ごろ。この時点で初日は「行くだけ」決定!!やれやれ・・・

名神高速は茨木あたりですでにノロノロ運転。ちょうど帰省ラッシュと当たってしまったのだ。まあそもそも、この時期に車で長距離を移動しようとするのが間違いなんだけど。でも最近京滋バイパスで京都市内を迂回できるようになったので、まだましにはなったのだ。
結局は京都市内の渋滞は避けたものの、名神と北陸道が分岐するあたりまでと、名神と中央道が分岐するあたりでもノロノロ。松本の宿に着いたのが18時ごろ。これで1日目は終了。

翌日。あいにくの雨。

まずは「無言館」。高速に乗って上田市に向かう。これまで「無言館」に行く場合、まずは「別所温泉」の標識をたどっていき、次に「信濃デッサン館」の道標を頼りにして、最後に「無言館」の道標をたどるという方法をとっていたが、今回は高速を降りたら何と!「無言館」の標識があるじゃないの(え、ナビ?そんな文明の利器持ってないです)。まあそこそこの頻度で最後まで標識/道標あり。すごいですねえ。ついに上田市の観光ポイントのひとつになったんですね。個人持ちのそんなに大きくない展示館で、しかも実際は「信濃デッサン館」という美術館の分館なんだけど、いまや本館より有名になっちゃいましたねえ。豊田自動織機とトヨタ自動車(当初はトヨタ自工)、富士電機と富士通という感じかな?それはともかく、道もどんどんきれいにそして広くなってきているし、行きやすくなってきた。

ところが、「無言館」に着いてみると予想外の展開。車がいっぱい。駐車場から溢れている。ということは・・・館内も人、人、人。げげー。なんじゃこれ。こんなに人が多いと足音やささやきでも大きな音になる。静寂が「無言館」の魅力だと思っている僕にとってはちょっと残念な展開だった。

さて「無言館」のあと「安曇野ちひろ美術館」に向かう。雨がかなりきつくなってきた。もう庭の散策は無理だろう。いざ着いてみると、やっぱりちひろ美術館は大盛況。相変わらずですなあ。子供たちも元気に走り回っているし。この美術館は逆にこういうsituationが「売り」かもしれないなあ。そして絵は優しくて暖かみのある、そしていわさきちひろの母性を感じることのできる作品がいっぱいだ。こういう絵を観ていると精神的にすり減っていた「何か」が癒してくれる感じがする。いいよなあ〜。
しかし庭を散策できなかったのが画龍点晴を欠くかなあ。

帰りもやっぱり帰省渋滞に巻き込まれた。おまけに眠くなって途中で仮眠を取る。寮に戻ったのは夜10:30頃。2日で距離にして1100kmの旅。ちょっとはエネルギー補給できたかなあ。

(終わり)

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