第4回(on9/23/99)
またまた行ってきました、長野。今回も目的は安曇野ちひろ美術館と「無言館」に行くこと。
今回もBaseは松本市・・・と書きたかったところだが、今回はお得意の強行軍をさらにハイパー化した「日帰り。」なぜなら24日に休みが取れる状況ではなかったからだ。
「じゃあなぜそこまでして行くのか?」と問われれば「行きたかったから」としかいいようがない。だって好きなんだもん、あの雰囲気が。
前日飲み会があって寝たのは当日1:00頃。でもなぜか目覚ましなしで4:00前には起きてしまうから不思議(笑)。5:30頃出発。やっぱり途中で睡魔が襲ってきた。こらえてもついにはアクセルを充分に踏めなくなるので、途中のSA/PAで仮眠。3回止まって計2時間くらいか。やっぱり計画通りにいかないな。予定では10時には「無言館」付近にいるはずだったのに・・・

「無言館」に行くのは3回目。結構道順も覚えてきた。確かに標識もあるのだが「無言館」と書かれているのは目的地付近だけ。あとは別の標識をたどって行くのだ。

「無言館」の中は静寂の世界。他の美術館、例えば「大原美術館」などは、ざわざわと話し声がしたり、子供が元気よく走り回っていたり大声で叫んでいたりするのだが、こと「無言館」に関しては「大人のための美術館」ということもあり(コンセプトが太平洋戦争/日中戦争で戦没した若き画家達の作品/軌跡を展示することなのだから)、ささやきや、静かに歩く音くらいしか「音」がない。人によっては「重苦しい」と感じるかもしれないが、僕にとっては実にいい感じ。

さて「無言館」のあと、安曇野ちひろ美術館に行くのだがこれが今回失敗した。「無言館」のある上田市からちひろ美術館のある松川村へは、高速を使うとちょっと遠回りの道のりだし、「無言館」から高速まで1時間くらいかかるので、思い切って一般道で直線的に行く・・・と思っていたのが峠越えの1.5車線。「コーナリングばっかりじゃねーか」というくらい右に左にハンドル切りまくり。おまけに途中からHeavy Rainになったし、もう最悪。ちひろ美術館に着いたら閉館1時間20分前。あーあ。まあ雨のため庭の散策ができなかったから、1時間くらいで堪能できたけど。でも今度こそリクライニングチェアでのーんびりしたかった。できなかったのは残念。

帰りもやっぱり疲れて途中で30分仮眠。寮に戻ったのは夜10:30頃。時間にして18時間、距離にして1100kmの旅。体はちょっと疲れたが、精神的には満足した。

P.S.今回写真は撮ってません。その代わりといってはなんですが、ちひろ美術館で入館時にもらえる「バッジ」でもご覧ください。このバッジがあれば当日は何回でも出入り自由です。
(終わり)

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