毎年おこなっている出身講座OB/OG有志による旅行。今回は岐阜県は恵那。以下はその簡単なレポート。

br> 初日11/12は出だし大雨。中国池田を過ぎた当たりで猛烈な大雨。ダンプを追い抜くときに「バッシャーン」を水をかけられ、反対車線からも「ドッパー」とぶっかけられ、わだちに溜まった水に足元すくわれて、久々に命懸けの運転をした。
初日の宿はグリーンピア恵那。ぼくのすんでる近くに「グリーンピア三木」があるが同じ運営母体なんだろう。ひろーい部屋で7人だけで食事をとったあと、今回の「目玉」となった「投扇興」。扇を投げて的にあてて、その後の的と扇の形で点数を競うゲーム。「×××ができたら100万円」とかいうTV番組で確かやっていたと思う。
やってみるとこれがなかなか面白い。的を載せた台に当てることを「こつり」といったり、的と扇の形には「花散里」「須磨」といった「源氏物語」の巻名がついたりと、さすがは貴族の遊興だけはある。ちなみに先輩夫妻のうまいことうまいこと・・・

二日目はまずゴルフ。ショートコースとはいえ、初めてクラブを握るぼくにとっては苦行の時間だった。腰も痛くなるし、手首も痛めるし、しんどいし、もういいや。
次にいったのは恵那峡の観光。遊覧船に乗ったのはいいがちょうどいい揺れ方に思わず「すーすー・・・」ああー気持ちよく寝た。
その日の夜は「セブンブリッジ」ならぬ「ファイブブリッジ」で盛り上がる。なぜ盛り上がるか、それは秘密である。
二日目の宿の前で撮った写真
右から2番目がぼくです

三日目は帰り道に「妻籠宿」による。妻籠宿は中山道の宿場町。これと隣の馬籠宿がよくワンセットで「妻籠・馬籠」と称される。妻籠宿は町のコンセプトとして昔の町並をよく保存している。妻籠宿はそれ自体が大きくないので見て回るにはちょうどいいと思う。ちなみに「妻籠・馬籠」両宿場町の本陣は代々「島崎家」が務めてきた。馬籠宿の島崎家に生まれたのが詩人・小説家の島崎藤村(本名正樹)であり、自分の生家を題材にしたのが「夜明け前」という小説である。小説自体はぼくの趣向にあわないが、その出だし「木曽路はすべて山の中である」は言いえて妙、である。

終わり
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