2006.4.22
2006インディジャパン観戦レポート

1.初めに
この旅行記でも「CART」観戦記を何回か書いているが、その「CART」を観に行ったのが「ツインリンクもてぎ」というオーバル(陸上のトラックのようなコース)サーキット。
そして今回「インディジャパン」を観に行ったのも同じく「ツインリンクもてぎ。」
実はホンダがCARTからインディ(団体名はIndy Racing League)にエンジン供給先を移して、それとともにツインリンクもてぎもCARTシリーズからIRLシリーズに組み込まれるようになったという訳。2003年からINDY JAPANとして開催されている。
とはいっても、見た目上ほとんど変わらないCART(今はChamp Car World Seriesという)とIRLだし、レギュレーションも大きく変わる訳ではないので、それほど「別団体になったなあ」という感じはない。

という感じで以下観戦記です。そういっぱい書くことはないので、あっさり終わってしまうと思います。
2.F1とIRLの違い
項目 IRL F1
エンジン 3.5リットルV8自然吸気 3リットルV8自然吸気
エンジンメーカー ホンダのみ フェラーリ/コスワース/メルセデス・ベンツ/ルノー/トヨタ/BMW/ホンダ
燃料 メタノール ガソリン系
シャーシ(車体) 市販のものを購入する
(現在はダラーラ/パノスの2種)
基本的には各チームが独自に制作する
タイヤ スリックタイヤ(雨天は開催しない)
メーカーはFirestone(Bridgestone系)
晴天用はグルーブド(溝付き)タイヤ
メーカーはMichelinとBridgestone
コースタイプ オーバルコース/常設サーキット/市街地コース 常設サーキット/市街地コース


3.決勝は土曜日
F1と違って土曜日が決勝日。今回は金曜日に休みを取らなかったので、決勝だけを観に行くことに、そして決勝当日に西脇からもてぎ、つまり「from 田舎 to 田舎」という移動をしなければならなかったのです。おかげで西脇は朝5:15発。高速&有料道路使いまくりというぜいたくをして(ただし最短かつ確実に行ける)神戸空港朝一発の羽田行きの飛行機に乗って、羽田からはものレール&JR在来線&新幹線で宇都宮まで行き、宇都宮からバスでツインリンクもてぎに着。この時点ですでに正午頃。決勝スタートは13時。
今回は席を事前に取っていなかったので現場で購入。自由席を買ったのでサーキットの反対側に移動。遠い遠い!空いている席に座ってほっとしたところでもう決勝スタート。かなりの綱渡りのスケジュールだった。

レース自体は、インディにしては抜きつ抜かれつという展開が上位陣ではほとんど見られないという珍しい展開。優勝はエリオ・カストロネベスが圧倒的強さを見せつけて勝ち取る。彼は優勝するとフェンスをよじ上って喜びを表現するというパフォーマンスで別名「スパイダーマン」とも言われているのだが、今回初めてその「スパイダーマン」ぶりを発揮してくれた。
ちなみに日本人ドライバーは松浦のみが参戦。決勝は7位。スターティンググリッドが8番だったから、まあまあですな。

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