released on 7/14/2002

久々に「公録」つまり「公開録音」なるものに行ってきた。っていうか「公録」に行ったのはたぶん小学生以来。
七夕にちなんだKiss-FMのイベントなんだが、行きたかった理由は、ここ最近僕がはまっている「柴田淳」というアーティストがゲストライブをするからである。
ぼくが柴田淳を聴き出してまだ2ヶ月くらい。とあるサーチエンジンで女性アーティスト特集というのがあり数人のアーティストの紹介記事を読んでいると、たまたま彼女の曲の試聴がフルでできるとのことなのでいざ聴いてみると、みごとに僕のつぼにはまってしまい、即1stアルバムを買いに走ってそのアルバムを聴くとさらにはまってしまった。以来彼女関係のあちこちのWebをサーフィンしまくるわ、めったに買わないシングルCDまで買っちゃうわ、毎土曜の「EBONY & IVORY」というプログラムを欠かさず聴くわ、いまのところブレーキがかからない状態。
で話題を戻すと生の柴田淳が見られるし(しかも無料で)、姫路という近場で催されるということで行くことにしたのである。
公録時間が13:00〜15:00。最低1時間前には着くようにして、交通手段はJR+山陽電鉄、ということは9:40滝野発の列車(JR加古川線は非電化なので「電車」と言えないのだ)に乗らないといけないなあ・・・とそうこうしているうちにあっという間に9:30。いきなり駅まで走ってしまった。どうもこの頃ぎりぎりっていうのが多いなあ。

今回のイベントがおこなわれる姫路リバーシティっていうのはジャスコを中心にした複合商業施設。そのステージは・・・ってうわっ、ち、ち、小さい。ん?ステージの中心にいる女性は・・・

わっ「しばじゅん(柴田淳の略称)」や!!

うわっ、いきなり生で見てしまった!!やっぱりすんごく綺麗。もうこの時点でI'm so happyの状態になってしまった。
ぼくが着いた時には音合わせを始める少し前で、しばじゅんはちょっと所在無げな感じでいすに座っていた。しかしこの時の彼女のスタイルがグレーのロングスカート・・・って確かラジオで「彼氏ができた時にスカートはくって言っちゃってからスカート着にくくなった」って言ってたけどなあ。まあ似合ってるからいいけど。
といううちに彼女の歌を交えての音合わせが始まる。ぼくはいわゆるリハーサル段階を見るのは初めてだったので感心しきりだった。この時しばじゅんが「もっと響かせてください」って言うことしきりだったので自分の欲しい音がなかなか得られなかったのだろうか?うーんよくわからん。
音合わせは4曲。最後の曲はもちろん「月光浴。」やりー。もう聴かせてもらった。当然キーボードの弾き語り。もう一回聴けるなんて幸せー。

しばじゅんが音合わせを終わったところでもう12時。次はもう一人のゲストアーティスト「村田亮」の音合わせだけど、時間大丈夫なのかなあ〜。そんなことを思いつつステージから離れてうろうろしているうちに音合わせが始まったみたいだが「おっ」結構いけるかも。期待させてくれる歌声だった。スタイルは彼自身のアコースティックギターとサポートギターという構成。シンプルでこれもいい感じ。
といってるうちに音合わせ終了。30分足らず。へえ〜短いなあ。

さてOn Air20分ほど前になるとDJ(Kiss FMではサウンドクルーという)が登場。このイベントはTOM Gと「はまひー」こと浜平恭子嬢の二人で引っ張っていくんだが・・・

「おお〜っ、二人とも浴衣やん!!」

いいですねえ。
TOM Gは白を基調としたもので清潔な感じ。一方はまひーは紺に赤や黄色の模様がかわいらしい。っていうか

「はまひー、か、可愛い・・・」

い、いかん、これははまってしまった・・・


TOM Gとはまひー。


気を取り直して、13:00から番組はスタート。しばらくはサウンドクルーのトークとリクエスト曲、という進行。そして13:20ごろから村田亮君のライブがスタート。曲順は以下のとおり。
  1. 星に願いを
  2. アイコトバ
  3. 観覧車
  4. For you
うん、うまい。それにパワーもある。この頃のアーティストにしては声量がかなりあると思う。この頃の歌手はマイクをなめるようにするポジションがほとんどだが、亮君は割りと離して歌っていることからもそれがうかがえる。スピーカーを通る以外にも、ダイレクトに彼のハイトーンボイスが会場いっぱいに拡がっていく。しかしうるさくない。
このライブも得をした。いやあ、はまひーといい亮君といい想定外の収穫だった。
ライブが終わってからサウンドクルーとの小トーク。なんとこれから心斎橋ミューズホールでライブだそうだ。何というスケジュール。しかしこれで音合わせが短かった理由がわかった。おそらくここに来る前にミューズホールでも音合わせをしているはずだから、もう彼は自分が欲しい音と自分が出す音との調整がほとんど終わっていたんだろう。

再びサウンドクルーのトークとリクエスト曲、という進行に戻って14:20ごろからしばじゅんのライブがスタート。亮君には申し訳ないが本日のメインイベント。ありゃ?Gパンになってる。しかし「細い!!」腕も細い。足も細い。体も細い。何といっても腰が細い。村田亮君は恰幅よかったのに・・・って関係ないか。そして色調がlight colorだ。さて曲順は
  1. 帰り道
  2. 変身
  3. それでも来た道
  4. 月光浴
やっぱりええわあ〜。期待どおり。美しい歌声。CDとほとんど替わらない。ということはCDに変なエフェクトかけてない、ということだ。「月光浴」の弾き語りなんて「うほうほ」だ。「月光浴」を間奏カットversionにしていたけど、フルでやってくれてもよかったのに。
ライブが終わってからのサウンドクルーとの小トーク。「笑い方が好き」というメール(FAXだったかな)にその笑い方で答えるしばじゅん。しばじゅんのプログラム「EBONY & IVORY」を聴いている人、という問いにaudiencesのかなりの人が手をあげたのを見ておどろいているしばじゅんなど「生しばじゅん」「動いているしばじゅん」を充分堪能した。


笑顔のしばじゅん。
わざと小さくしてます。

じばじゅんのサイン。
たぶんインディーズ時代は「.s」がついていなかったんでしょうね。


もうゲストライブ終わったし、帰ってもいいはず・・・だったんだがはまりついでに「はまひー」を最後まで見ていくことにした。

(終わり)

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