「いつくしみ深き」

この曲は作詞者「スクライヴェン」の悲劇の物語です。
彼には、生涯に2人の婚約者がおりましたが、一人目は結婚式の前日に溺死し、二人目は 結核で病死しています。
それでも絶望することなく教師として、また奉仕活動家として人々のために尽くし、
その苦難の人生を神への祈りによって克服しました。

と、いうお話ですが、結婚式では ”必ず” 歌う曲です。
日本人のたまに見る、「おおらかさ」かと思います。(もしくは「大雑把」!!)

演奏会ではこの曲の「物語」は説明せず、

   ・・・結婚式で歌われる定番の曲です。
   ・・・この讃美歌はアメリカで「カントリー」として今も盛んに歌われております。
   ・・・そして、日本では 「星の界(よ)」 「星の世界(せかい)」 としておなじみの歌です。

と、いうくらいにしたらいかがでしょうか。


参考

「星の界(よ)」は 作詞 杉谷代水

     ・・・月なきみ空に きらめく光〜


「星の世界(せかい)」は 作詞 川路柳虹

     ・・・かがやく夜空の 星の光よ


T.Hirakoso