gairai1509@8）（図7）東芝のHD+DVDレコーダであるRDシリーズはすぐれもので、当院では経鼻胃カメラの記録媒体として使用しています。品質についてですが、基本的にディジタル記録なので、いわゆる医用モダリティーものと大差あるように思われません。当院では、それを経鼻胃カメラの説明用に使っております。こういうものが数万で購入でき、かつ、画像も満足できるものなので、硬性鏡の見学からスタートし、フローピー記録を標準にした私の世代からは、それこそ隔世の観があります。モニター画面は、QuickTime viewerを利用して表示させます。また発売が、個人保護法の成立前であったためか,「ネットdeナビ」というブラウザからアクセスできるツールが付属しているのでローカルネットワークにethernetで接続するだけで、 DoctorDeskからリンクが出来ました。実際には、カメラを施行中に、診察机に残った家族にリアルタイムで見ていただくとか、終了後、診察机で再生画面を見て頂くという具合に利用しています。
別の方法は、いろいろありますが、一番考えやすいのは、外付けのキャプチャー装置を使って、カメラ画像をより一般的なJpeg(.jpg)に記録する方法や、コンピュータをのものに、ビデオキャプチャー基盤を取り付ける方法などがあります。用途や解像度に応じて選択することも可能です。ただ、私は、主に患者さんへの説明用として使うので、あまり鮮明な画像は、変えって不都合と考えております。かなり変わった方でもない限り、現在のモニター精度で最高のものをお見せして、「これは大きな潰瘍です」と嘘をついても、素人が一回みても、悪性であると判断できる病変も多いからです。