大伴坂上大嬢
おおとものさかのうえのおおいらつめ
- 生没年 未詳
- 系譜など 大伴宿奈麻呂と坂上郎女の間の長女(04/0759左注「田村大嬢坂上大嬢並是右大弁大伴宿奈麻呂卿之女也」。04/0761・0762「坂上郎女…贈女子大嬢」等)。家持の従妹、のち正妻。名は坂上大娘とも見える。大嬢をおおひめ・おおおとめと訓む説もある。
- 略伝 732(天平4)年頃から家持との間に歌の贈答が見られるが、その後離絶(04/0727題脚)。739(天平11)年頃から再び交渉を持ち、恭仁に都があった頃(天平12〜16年)家持の正妻になったかと思われる。万葉集には11首所載。04/0581〜0584、0729〜0731、0735、0737・0738、08/1624。
- 関連サイト 坂上大嬢の歌(やまとうた)
系図へ