紀朝臣男梶
きのあそみおかじ
- 生没年 未詳
- 系譜など 不詳。名は小楫・男楫にもつくる。
- 略伝 743(天平15)年5月、皇太子阿倍内親王が内裏で五節の舞を舞った日、正六位上より外従五位下に叙せられる。同年6月、弾正弼。745(天平17)年1月、従五位下。746(天平18)年1月、元正上皇の御在所での肆宴で応詔歌を詠む(17/3924)。同年4月、大宰少弐。750(天平勝宝2)年3月、山背守。754(天平勝宝6)年7月、太皇太后藤原宮子の葬儀の際、装束司。同年11月、東海道巡察使。760(天平宝字4)年1月、和泉守に任じられる。この時従五位下とある。
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