唐棣(はねず) バラ科サクラ属の庭梅かという。初夏、淡紅色の花が枝に連なるようにして咲く。紅染めに用いられるが、色が褪せやすいことから、心変わりの譬喩などに用いられた。庭桜(庭梅の八重のもの)の古名とする説などもある。写真はまだ咲き染めたばかりの頃。盛りには、枝いっぱいに花を付ける。