富貴蘭古新聞台ゴケ法

作成2016年7月9日
作成:厳島静吉
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富貴蘭を育成するうえで一つ画期的な富貴蘭の植え方を紹介したいと思います。

画期的な富貴蘭新聞台法の紹介
誰でも簡単にできる方法でかつミズゴケの節約もなるという、一挙両得の栽培方法なので皆様にも公開します。ただし何方の棚にも合うかどうかは保証できません。

紹介する植え方はこれまでのミズゴケで作る富貴蘭の台ゴケを古新聞に変えることです。

今後この方法が富貴蘭栽培の主流になるかどうかは分かりませんが、多分一部の方にはこの栽培方法も受け継がれていくことになるのではと思います。

それほどに画期的なと自分では思っている「富貴蘭新聞台ゴケ法」を考案したのです。

本当は教えたくないのですが徐々に私の所から広がって行って、いつの間にかいったい誰がこんなことを考えたのか分からなくなるといけないので「富貴蘭古新聞台ゴケ法」を敢えてここに公開します。

これで栽培成績が良くなったので、本当は本当に教えたくないんですよ(笑)

富貴蘭新聞台ゴケの作り方
古新聞台ゴケ法は【乾いている新聞紙】で作ります。

新聞紙台ゴケを作る時に【新聞紙を濡らしてはいけません】。濡らすと程良い隙間が新聞紙と新聞紙の間に作れません。植えるときにミズゴケの湿ったので濡れるのは大丈夫です。

まず【古新聞全紙の半分を利用】します。(画像左上) (画像は右回り)

【全紙半分の新聞紙を上下二つ折り】にします。(画像右上))

二つ折りにした新聞紙を両手で持ち両手を近づけて新聞紙をくしゃっとしながらと大きく皺にします。そして左右三分の一ずつ折って熨斗のようにします。(画像左下)

縦長になった熨斗状態(画像左下)を今度は、上下で同じく三分の一ずつやはり熨斗のように内側に折り曲げます。(画像右下)

全紙半分を二枚折にして左右から内側に三分の一折り曲げ、今度は上下に三分の一折り曲げるわけです。これを雑にくしゃくしゃっとした新聞紙でやるわけです。三分の一折り曲げ三分の一折り曲げでは実際には横長気味に出来ますが、それを出来れば四角形になる感じで作って下さい。

土台が出来たら植え替え棒の出番です。植え替え棒で古新聞を押さえ、右手で古新聞に手をあてながらひっくりかえします

植え替え棒の先程の新聞紙を、手でぎゅぎゅと握りしめ固目の台ゴケのようにします。 この際に握りしめるのはかなり強めですが、それでも新聞紙同士が圧着しない感じの強めです。予め古新聞をくしゃくしゃにして、古新聞の中に空間部分が残るように熨斗にしたわけなのです。

富貴蘭新聞台ゴケでの植え方の前にミズゴケの虫害について
植え替える富貴蘭です。 ミズゴケの台ゴケを使用しています。次にミズゴケが乾くまではどうしてもやや多湿となります。

多湿となるとコバエが産卵しコバエの幼虫がミズゴケの葉を食べます。このコバエは白い細長い蛆状で糸を吐きます。このコバエの蛆は多数頭が一つの鉢で発生します。

秋ごろにはいつの間にか蛾が産卵しているようで、蛾の幼虫が盛んにミズゴケの葉を食害しひいては富貴蘭の根や新芽を齧ることもあります。根も出始めの根先を食べるので少々イラつきます。 ごく細い糸くずに芋虫の糞が絡みついている感じが画像で分かるかなと思います。このステージでは既にコバエの幼虫ではなく、間違いなく蛾の幼虫が侵入しています。

春から黒い小さなコバエが鉢の周りに飛びかっていたり、ミズゴケの上で動き回っているのは産卵のためにやってきているようです。コバエの卵が羽化すると小さな白い蛆となってミズゴケの葉を食べて成長しています。いつの間にか羽化してしまようですが、羽化すればまた産卵されるのでこのサイクルが繰り返されます。コバエが羽化するには蛹(さなぎ)となるのですが、その蛹はまだ見たことがありません。

コバエが飛び回ってコバエの白い蛆が目に付きます。それが蛾の幼虫かと思っていましたが蛾の幼虫のステージはまた違うようです。蛾の幼虫は秋を越して春の植え替えまで富貴蘭の根元付近に生息してミズゴケの葉を食べています。その頃にはガの幼虫の顆粒状の糞が目立つようになります。蛾の幼虫は茶色から黒っぽく晩秋には3cmほどに育っています。毛がない芋虫状です。

こうなるとコバエの蛆状態がいつの間にか蛾の幼虫の芋虫にすり替わっているみたいで、どの段階で蛾の卵が産み付けられたのか実際には良く分かりません。蛾の幼虫は最終的にはミズゴケの表面ががぼろぼろになるまでミズゴケの葉を食べやがてはフウランの動いている根も齧ることもあります。コバエの幼虫ではここまでの食害はないでしょう。

コバエの幼虫と蛾の幼虫の区分けが難しいのですが、蛾の幼虫は大きくなって羽化迄までを実際に飼育して確認してあります。コバエの幼虫の蛹はまだ見たことが無いのですが、コバエの蛹を見ていないのは観察不足なだけかもしれません。成虫になった蛾は3cm前後の茶色い小さな蛾で鋭角なジェット機型です。ちょうど矩形の紙で紙飛行機を折ったスタイルの蛾です。パラパラと飛ぶような感じで動きます。

いずれにしても【コバエが発生するのは富貴蘭への水やりが多過ぎる】につきます。もっと乾湿のメリハリをつけましょう。ミズゴケの芯が乾いてから1-3日後に水をやる。その程度で良いのです。乾かせば水を求めて根を多く出します。根が多くでてくれば生育も良くなります。植物の基本は何をおいても根が第一です。

しかし、富貴蘭のミズゴケの乾燥が早ければコバエも蛾の幼虫も発生しません。その面でも「富貴蘭古新聞台ゴケ法」はミズゴケの乾きが早くて優れているのです。コバエが飛んでいたら、その鉢のミズゴケは替えるのがどの植え方でも一番良いでしょう。

実際には春の芽出し時などは水を多目に与えたいのですがそうするとコバエも発生する。これは結構悪循環なことかもしれません。清潔な環境を保つことで害虫の発生を予防しましょう。吊り下げて効果のある殺虫プレートなども利用してみるのも良いかもしれません。

富貴蘭新聞台ゴケでの植え方
古新聞台ゴケの上に富貴蘭の根を広げておきます。
画像では古新聞台ゴケに直接富貴蘭の根を広げていますが、現在では古新聞の上にミズゴケを少し載せてから根を広げています。

この後は少し厚めにミズゴケを巻いてやります。これまでの【三角掛け巻】や、縦横四方向から巻く【井桁巻】など好きな方法で巻いて構いません。

古新聞台ゴケで植え終わった富貴蘭です。
古新聞台ゴケは硬くてしっかりしているので、植えこむときもがっちり植える事が出来ます。台ゴケが古新聞に変わっただけで、富貴蘭の植え方自体には変化がありませんので古新聞台ゴケ法は以上になります。

富貴蘭新聞台ゴケ法を思いつくまで
実際にはこの「富貴蘭古新聞台ゴケ法」を考えるまでに数年程期間があります。
先ずは5年ほど前から山野草をヤフオクで送料を安く送るために、富貴蘭の植え替え時に出る古ミズゴケを利用して、小型山野草などを根巻きして古新聞包み栽培を行ってきています。

山野草はこの植え込みで1-2年問題なく栽培できます。

こうした山野草の植込みをほどくと根が新聞紙の周りまで張り付いていることがあり、新聞紙が好きなんだなあと思ったことがあります。植物の根は基本的に広がって行き、結果的に鉢の内側(鉢内の鉢縁)に集まってしまいますが、新聞紙だと同じ植物繊維だからより受け入れやすいというのもあるのかなと思います。

この時点では蘭小屋内での栽培でしたのでナメクジがいないわけではなかったのですが、ナメクジの食害は全く起きませんでした。ナメクジの食害は家庭菜園の側の棚で富貴蘭栽培を始めたときでした。そしてたまたま家庭菜園でナメクジがかなり多く発生していたこともその原因でした。駆虫に努めた結果家庭菜園のナメクジはかなり撃退できております。

小型山野草の根巻きから応用して、一度富貴蘭を新聞紙で巻いて栽培できないかと考えて三年前に試に二鉢やってみました。それは富貴蘭の根をただ古新聞で包むだけという単純なものでした。
古新聞で根を包んだだけの状態で三年目になります。

一年程で古新聞は一回り以上縮み鉢と古新聞の間に空間が生まれました。結果的に生育の悪さも、反対に無駄な徒長もありません。試に二鉢やっていたもう一鉢は、面白いなあと今年の春先にそのまま貰われて嫁にいきました。

鉢から出してみました。

どうでしょうか、可もなく不可もなくです。

これ古新聞全紙の半分で、ふんわりと根を巻いただけですよ。その他何も使っていない。それで枯れもせずに今年で三年目です。古新聞台ゴケ法でなくて、【古新聞だけ栽培法も可能】であるということです。

新聞紙で巻いただけでこんな風に可もなく不可もなければ、それは管理次第でどうにでもなるってことです。ちょっと工夫すればより以上の効果が得られる可能性がこの栽培にはあったのです。それが【富貴蘭古新聞台ゴケ法】です。

今年、私の棚のほとんどの富貴蘭は今回の「富貴蘭古新聞台ゴケ法」で植えこんでいます。一部根の我先に出た室内越冬の鉢は6月になって「富貴蘭古新聞台ゴケ法」で植え替えしました。ミズゴケだけの植え方だと乾きが悪くて我慢できませんでした。

「富貴蘭古新聞台ゴケ法」は良く乾燥するので、今年は富貴蘭の根の出が大変良いことを実感して感じています。乾燥するのでと言っても、乾燥しているからとだらだら水をやるのではなく乾ききるまで水は与えないのは基本です。

富貴蘭を乾かすというのは口では簡単ですが行うのは実に大変なことなのです。鉢それぞれに乾くまでの時間差もあります。均しく乾いてはくれないのです。それに乾いていると富貴蘭がかわいそうだとか成育が悪くなりそうとかで、水をやりたい自分の心との戦いもあります。

全ての鉢が乾燥しきるまでに約一週間かかるとすれば、早く乾く鉢は何日も前から乾燥に耐えてなければなりません。乾き過ぎた鉢が可哀想だからと少し水やりを早くすれば、乾きの遅い鉢はいつまでも湿っぽいミズゴケのままで過ごさなければならないのです。

【富貴蘭古新聞台ゴケ法】で同じように植えてもどれも均一に植える事は不可能ですし、植物の苗もサイズが違いますので乾きに当然むらは出ます。

ですが【富貴蘭古新聞台ゴケ法】は全体的に乾きが早いのでその乾きにむらがあっても、最終的に数日で乾ききってしまうのです。これが乾きが良いことの利点なのです。特に植え替えて最初の内はよく乾きます。

【富貴蘭古新聞台ゴケ法】と比べて全部ミズゴケでしっかり植えてあるほど富貴蘭は乾きにくくなり、水を与えてから乾くまでの期間が長いのも、しっかり乾かしたとしても乾燥までの間が長ければ富貴蘭にとっては多湿気味と何ら変わりありません。

乾きが悪いと多湿気味で根先が悪くなることもあります。これは滞留水分に酸素が溶け込んでいないために根が酸欠で壊死しているのです。

また蒸れでより根が傷むなんてことも発生しやすくなります。

植物って根にも大量の酸素が必要なので、多湿でも新しい水分で酸素供給がされているうちは根の伸びが良かったりします。水分が多くてミズゴケが生き返って繁ったりするのは、鉢に植わっているとはいえこれはもう一種の水耕栽培と同様です。

富貴蘭のミズゴケ植えで生ミズゴケ水耕栽培に近い栽培方法は、これは危険との隣りあわせです。調子よく育っているかと思えば、ある時に太陽の熱線照射で簡単に焼け死んでしまいます。

まして近年の盛夏の異常状態はそういった多湿環境に大打撃を与える可能性があります。このような環境では対策として強送風と強遮光が必須要件となるでしょう。

このように富貴蘭は色々な環境で栽培される可能性があるので、殖えた植物を他の方に譲るような可能性がある方は、あまりに特殊な栽培をしないことが肝要かなと思います。

富貴蘭新聞台ゴケでの水やりサイクルなど
【富貴蘭古新聞台ゴケ法】と【スリットプラ鉢】の組み合わせはさらによく乾きます。早く乾くために鉢ごとに乾く時間差も感じないほどです。素焼鉢や最近は素焼ラッパ鉢も多用されてきていますが、これも水やり頻度によっては鉢にコケが発生してぬるぬるしだすと乾きが悪くなります。何より鉢をきれいに洗うという動作も嫌なので自分はスリットプラ鉢を主流にして使っています。

【富貴蘭古新聞台ゴケ法】と屋上の屋根のない栽培棚では晴天時には2日でミズゴケがからんからんに乾きます。その為水やり後一日目は、葉水をかけて与える事が出来るようになりました。ミズゴケがからんからんに乾いても、古新聞の台ゴケはわずかに湿っていることもあり、この状態も富貴蘭にとっては良いのではと思います。

ミズゴケ単用では同じように植えているつもりでも、一鉢一鉢ミズゴケが多かったり少なかったりしているものですから、乾きも植えてある個体によっても違ってきます。そして均しく乾くまでの日数に相当の差が出ます。「富貴蘭古新聞台ゴケ法」では乾くまでが早いので、鉢ごとの乾きの差が最短となります。

「富貴蘭古新聞台ゴケ法」の利用は、楽鉢や素焼鉢などでさらに工夫して応用してください。素焼鉢など小型の苗の時はより小さな古新聞紙を丸めてミズゴケで包んで台ゴケとして使っています。

古新聞を丸めてミズゴケの中に入れて台ゴケにする植え方はアグラオネマ・ピクタムを植えるときに始めました。ダンボールがウチョウランの実生などに良い頭話は古くから知られていたので、同じパルプなら古新聞でも生育に良いのじゃないかなあと思ったからです。

アグラオネマ・ピクタムなどの多湿環境では古新聞はどろどろ状態になって黒くなっていますが、それでもアグラオネマ・ピクタムなどは元気に育つ気がして、今は植え替えで必ず古新聞を丸めたものをミズゴケで包んで、それに根をはわせて植えこむようにしています。

「富貴蘭古新聞台ゴケ法」に行きつくまでに、山野草のミズゴケ植え新聞紙巻、アグラオネマ・ピクタムのミズゴケ植え時に新聞紙の丸めたものを入れる植え方、そして富貴蘭新聞紙巻いただけ植込みまでの時間の流れがあるのです。

その古新聞を利用した植込み方から考案した「富貴蘭古新聞台ゴケ法」を今年から実践しています。 本当に根の出が良いのです。根が良く出ることは作上りに繋がります。

富貴蘭新聞台ゴケ法の問題点
ですがこの「富貴蘭古新聞台ゴケ法」で欠点が今のところ一つあります。

濡れた古新聞はなんとナメクジの大好物です。

濡れた古新聞はナメクジの大好物ということは、「富貴蘭古新聞台ゴケ法」はナメクジをおびき寄せる効果もあるということです。 鉢底から見た「富貴蘭古新聞台ゴケ」です。この鉢はナメクジに襲われ、古新聞と富貴蘭の根を食害されました。

濡れた古新聞がナメクジを呼び寄せ濡れた古新聞も食べるけど、ついでに箸休めとばかりに、出始めた富貴蘭の根も食べて行きます。

これを知ってから、ナメクジ掃討大作戦を展開しました。

棚の足にはナメクジの嫌う銅のテープを巻く。銅のテープは百均の園芸コーナー辺りで手に入ります。銅線も百均で購入した方が安いです。

ハイポネックスのGSナメトールの散布。

GSナメトールも効果あります。

深夜の見回りでナメクジ捕殺。

それでやっと最近はナメクジをほとんど見る事が無くなりました。

何しろ屋上の富貴蘭栽培をしている隣が家庭菜園なので、そちらにナメクジがいるのです。

まだナメクジの卵が地中に残っている可能性が間違いなくあるので、時間差でGSナメトール散布と、夜間の捕殺が必要になると思います。

ということで残念ながら【富貴蘭古新聞台ゴケ法】はナメクジの出る棚ではおすすめできません。

【富貴蘭古新聞台ゴケ法】を試すならまずナメクジ対策でナメクジ退治薬散布と、棚の足にナメクジ対策の銅テープを巻いてナメクジの進入を止めるなどの対策をしっかりして下さい。

魚類の白点病の治療薬として昔は硫酸銅(今も使うのかな?)を使いました。硫酸銅を使用すると水が青くなり、魚類にはそれほど影響がないように見えても無脊椎動物のスネールなどは一発で死にます。海水魚ではイソギンチャクなどがやられてしまいます。

こんな風に確かに無脊椎動物は銅を嫌いますが、陸上ではナメクジの銅テープや銅針金で神話に近いような忌避効果を鵜呑みにはしないでください。銅線を跨いで進んだなんて実例もあります。故に銅製品は忌避効果があるが、絶対ではないようです。

そのナメクジ対策は他にはどうすればいいのか、それは濡らした新聞紙を軽くくしゃくしゃにしてプラ鉢に入れてナメクジの出そうなところに置いておけばナメクジが寄ってきます。それを捕殺します。

【富貴蘭古新聞台ゴケ法】ってナメクジ退治方法にも使えるのです。凄いねえ、とだれも褒めてくれないから自画自賛(笑) 他には飲み残しのビールでナメクジをおびき寄せるなどです。

【富貴蘭古新聞台ゴケ法】は良く乾くと言いましたが、それなもっと良く乾く朴着けの富貴蘭の方が生育が良いかというと、朴着けの富貴蘭の場合も着生してしまえば根は多く出てきますが、草体そのものの生育状況は成績が悪いです。

なぜなら着生蘭にとって乾きが早くなるのは良いことですが、木着けなどのように水が一定期間保てない状態では、いつも水に渇望していて富貴蘭(フウラン)が瘠せてしまいます。だからその中間で程良いのが「富貴蘭古新聞台ゴケ法」のなです。

教えたくないと思っている【富貴蘭古新聞台ゴケ法】を公開するからには、是非【富貴蘭古新聞台ゴケ法】を試してみてください。

ただし乾きが早くなるので、その分水やり回数は増えます。水持ちがよく更に乾きが早くなり、水やり回数が増えるのは富貴蘭にとって最高の環境となります。

古新聞台ゴケは最初、乾き過ぎるかもと思うからです。植えつけてしばらくは良く乾きますが、古新聞台ゴケが馴染んでくると、乾きもそれなりになりますが、ミズゴケ単葉よりはやはり早いです。

【富貴蘭古新聞台ゴケ法】は、富貴蘭栽培を多分イージーにさせます。

※2016年12月23日現在、自分は【古新聞台ゴケ法】でないと植え替えが面倒な感じで、全ての富貴蘭を古新聞台ゴケ法に変えています。なにしろ植込みもごく早く出来るのです。

【古新聞台ゴケ法】は乾いた新聞紙で作るので、植えこんでいて硬くしっかり植える事が出来ます。水やり後は新聞紙も濡れで柔らか目になるので、鉢底から指を入れて外側に向かって古新聞を圧着させないようにしましょう。これをやると、鉢が乾くとミズゴケが若干縮小したようになって鉢とミズゴケに空間が出来て鉢から抜け落ちやすくなります。ミズゴケ単用でもそうなりますが、その程度が若干高めになります。

更に高価なミズゴケの使用量を抑える費用効果も高いです。

そして【富貴蘭古新聞台ゴケ法】で、富貴蘭栽培の成功を勝ち取ってください。

しかし【富貴蘭古新聞台ゴケ法】ではくれぐれもナメクジの襲来にはお気を付け下さい。今も夜中に懐中電灯片手に家庭菜園にいるナメクジ捕殺をほぼ毎日やっています。フウラン棚にナメクジはいなくなりましたけど隣が菜園なので、いつナメクジが襲ってくるかもわからないので菜園のナメクジ撲滅作戦実行中なのです。これは秋口までは続ける予定です。

最後に
色々実験するというのは一種の人柱です。

真似をされて失敗されても当然その責は負えませんので自己責任で試されるが良いでしょう。またマンションの高層階や風衝地帯ではその環境で風通しが良くてミズゴケの乾きも早く、その結果自然と木(富貴蘭)も詰まって出来るので、この「富貴蘭古新聞台ゴケ法」は、ミズゴケの使用量削減目的以外には必要ないと思います。


作成2016年7月9日
文責:厳島静吉
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