作成年月日 平成14(2002)年5月5日 (更新日2002/05/07)
目次 1) はじめに |
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GateWayのミッドタワー型パソコンの内部。DVD-ROMだけ付いていたものに、2000年11月にCD-RWを増設。今回は下段のHDDを増設した。基盤のごちゃごちゃしたケーブル類の向こう(下)側には増設RAMがある。
1) はじめに
2002年5月の連休に自宅GateWayパソコンをWinXPへアップグレードする事はWinXPが出た昨年10月頃から考えていた。但しあわててするより3〜4ヶ月待った方がバグの修正も済んでいるだろうと思い、この5月のゴールデンウイークについに実行に移した。WinXPへのアップグレードに際し、同時にメモリーとハードディスクも増設する事にした。
GateWayパソコンはミッドタワーでCPU PentiumV600E、 128M-SDRAM、HDD 20GB 2年前の平成13年5月購入のもの 。スペック的にもHDD容量共に 充分WinXPに対応していた。しかし、WinXPで周辺機器やソフトが動かなくなったりという不都合が起こった時にはWin98も使えるようにと、また少しハードもいじりたかったので、HDDをもう1台追加する事にした。WinXPになればメモリーは多いほど良いのでこれもあと256MB追加することにした。
4月30日夜、初めて(CD-RW追加以来)パソコンのカバーを開ける。メモリーは予想通り簡単に取り付ける事ができ、128+256MBとなり何の問題もなく動いた。
HDD取り付けはメモリー取り付けとは比べものにならない、CD-RW取り付けよりもはるかに大変であった。
GateWayの説明書ではネジ3個はずせばHDD収納ケースがはずれるように書いてあったが、実際には前面からもネジで固定してあり、前面カバーを取りはずすのがなかなかうまくできず、その後やっと前面より4個のネジをはずしてHDD収納ケースをはずす事ができた。
バルク製品は説明はHDD表面に印刷してあるMaster、Slaveの表示位、袋の表面に保証書は張ってあるが説明の紙切れ1枚も入っていない。しかし性能は流体軸受けなど最新式である。まずは
ジャンパスイッチをSlaveに設定、工具箱から何とかネジ4個を探し出し収納ケースに取り付け、接続ケーブルと電源ケーブルを差し込み、元通りに前面カバー、側面カバーを付けてプラグ類をすべて繋ぎ電源投入
、まだformatしてないのでWin98では新しいHDDは、あるような無いような存在。ここまでして連休谷間の3日間ははやる気持ちを抑えて日常業務に没頭?
5月3日、いよいよformatだが、「fdisk」コマンドで新しいHDDが12GBとしか認識されない。どうやらWin98までは64GBまでしか
HDDを認識できないらしい。昨年の日経パソコン(2001年7・8月号)にMicrosoftから修正プログラムをダウンロードすれば解決すると書いてあるのを見つけダウンロード。
やっとMaxtorHDDも認識され、基本MSDOS領域40GB+拡張・論理MSDOS領域40GBにパーてーションを分けformatをした。
まず楽な方でとメルコのDisk
Copyで以前のC:ディスクをまるごとコピー、ところがせっかくの40GBが元のC:ディスク(15GB)に減ってしまう(残り25GBはどこへ?)。
結局はリカバリーCDを使ってまずはWin98を入れる事にした。またカバーを全部はずしてHDD収納ケースをはずして、新しいHDDを主(C:マスター)にするためHDDのジャンパ
・スイッチをMaster、Slave共に切り替えて、接続ケーブルコネクターの関係でHDD2個の収納場所も入れ替えた。
リカバリーCDによるWin98インスツールはスムーズにいき、その後いろんなアプリケーションもインスツールしてWinXPへのアップグレードの準備は終了。
なおWin98では基本MSDOS領域が先に来て(C:新HDDの1、D:旧HDDの1) 拡張・論理MSDOSが後に来る(E:新HDDの2、F:旧HDDの2)即ち新HDDはC:とE:になった。
5月4日、いよいよWindowsXP HomeEditionへのアップグレードである。
WinXPのCDを挿入すると、まずはWebより、WinXP発売後のupdateの取得(動的な更新)、この時点ですでにインターネットに接続できる条件が整っている事が必要である。
ついでアップグッレード レポートの自動作成(WinXPでは動作しない可能性のあるハード・ソフトウェアをチェックしてくる)。
ヒュレットパッカードのプリンタードライバーとMP6プレイヤードライバーがWinXPで動作せずとの事。しかしどちらもメーカーのホームページからダウンロード可能。
WinCDR5.0とMusicMatch Jukeboxは、アップグレード後にアンインスツールして再インスツールが必要だった。WinCDRはWin2000対応なのでインスツールできたがMusicMatch
Jukeboxはできず。
心配だったDVDプレイヤーは互換性がないのでアップグレード必要としょっちゅう言っては来るが、ちゃんとDVDビデオが見れるのでほったらかしている。あとは携速98が使えなくなってゲームの上海クラシックがCDを入れないと使えなくなった位。
ほとんどのソフトは問題なく使える、周辺機器に付属のソフトが、アップグレードできないので使えないケースが出る事があるが、ドライバーは各メーカーサイトからダウンロードできるし余り心配する事もないようです。
但し毎度の事ながら、LANがうまく繋がらなくなりました。今は解決したけど、LANは繋がったりだめになったり気まぐれな女心のようです。ウイルスソフトのファイヤーウォール、断線やもちろん設定上の問題などいろんな要素があるようです。
WinXPにして良かった点は多数です。インターネットエクスプローラーが6に、WindowsMediaPlayerがWinXP用になっているし、何といってもシステムリソースから解放されるのが良い。ソフトを3〜4個立ち上げたままで作業しても快適に動きます。
なおWinXPになったら新しいHDDがC:、D:になり古いHDDはE:、F:になっていました。
5) 金額(費用)について (ここはつまんないので読まれなくて結構です)
今回かかった費用はWinXP(HomeEditionUpgrade版)\12,200 HDD \15,780
256MBメモリー\7,800 合計\35,780でした。
博多DOS/VパラダイスでHDD Seagate 60GB 7200rpm \13,480 、80GB 7200rpm \16,880 、256MB PC100 SDRAM \7,480だった。これを指標として久留米ではメモリー(バルク)は\8,980(アプライド)
\9,480( ヤマダ電機) HDD Seagate 60GB 7200rpm \15,500(アプライド)
\16,800(ヤマダ)、80GB 7200rpm \18,800(アプライド)。
ヤマダで値引きを聞いてみたがほとんど値引きなし、ポイントも付かずで、買う意欲をなくし、翌日福岡へ。
ビックカメラBic P kanで博多DOS/V程ではないがまあまあ安かったので買う事にして店員に聞いたらSeagateは在庫なし、結局MAXTORの80GB
5400rpm(\15,780) と256MB SDRAM(\7800)を買って帰ってきた。HDDは60GBでも7400rpmにするべきだったかなと今でも少し後悔している。HDDの接続ケーブル(UltraATA133対応、46cm)は\1280と高かったけど買ったら、買う必要なかった。そしてHDD取り付けねじがなかった(買い損ねた)。
バルク品とメーカー品について。
メモリーはバルクで充分!DOS/Vパラダイスでは\6,970と\7,480があって、高い方のはNECが使っているのと同じものとのことでした。取り付けも簡単だから詳しい説明書など不要。メーカー製は今値上がりしていて\12,000します。
HDDはメーカー製は説明書、ネジ、それにおまけのソフトなどが付いて高くなる。以前SONYのVaioノートパソコン用のHDD(メルコ製)を買ったら、本体はIBMのマークに並べてBUFFALOのシールが貼ってあった。
お店はどこがよい?
自作機用のパーツなら博多駅裏のDOS/Vパラダイス、次はツートップ、天神ビックカメラ(Bic P kan)も品数はまあまあで店員は詳しい。久留米ではアプライドが福岡よりは高いけど時に掘り出し物もある。ヤマダ電機はメーカー製なら他より安いが自作機パーツはだめ。ソフト(WinXP)は天神ベスト電器が安かった。ところが先日ヤマダ電機ではWinXPprofessionalが\12,800で出てた。
パソコンは2年も使っていると、いろんなゴミがたまってきて(ソフトを入れたり消したりする内に起こる不都合)、時に大掃除が必要です。思い切ってリカバリーでまっさらにしてWindowsXPへのアップグレードをお勧めします。データーだけきちんと保存しておけば、いくつか使えなくなったソフトはあるけれど大したことはない。それよりも新品を買ったような気分を味あえて良いですよ。
最後にこのくだらない自己満足だけの長文を最後までお読み下さった貴君に感謝します。