■東京都電170型(175号)■
  河内町の某企業敷地内

都電175号


1.車両の沿革

河内郡の某企業内の敷地に保存されています。
この電車は、王子電軌の鋼製ボギー車200型として昭和2年新製、都電編入後170型175号となりました。現在の都電荒川線の前身である「三ノ輪橋−王子経由早稲田、赤羽」の路線で運転されていました。S43廃車となり、S52.10.1よりこの地に保存されています。(展示説明板より)
項目 諸元
形式 半鋼製ボギー電動客車
新製価格 20626円
製造メーカ 川崎造船所


2.保存状況

175前面 上屋がかかっており良好な保存状態。おへそライトがご愛嬌。
台車も良好な状態です。 175台車

3.あとがき

箱物、特に戦前の半鋼製となると保存はきわめてシビアなものと思われます。かつての僚友の車体を持った羽後交通雄勝線のモハ5は保存の甲斐なく解体されており、本車は貴重な存在です。ゆかりの薄い栃木の地ですが大切に保存されてゆくことを祈ります。


トップページに戻る
【お願い】本サイトはフレーム構成です。
フレーム表示されていない場合は
上でいったんトップページにお戻りください



旅先リストに戻る

作成    2002.10.2
写真撮影 2001.6.16

Copyright (C) 2002 Daruma-Kozo. All Rights Reserved