■国鉄C57型蒸気機関車■
 小金井駅前モニュメント(C5738主動輪)


1.車両の沿革

 JR小金井駅前に動輪のモニュメントがある。
なぜ、C57なのか?(確かに宇都宮区にC57は居たが・・・)あまり因縁がよくわからないうちにふと刻印をみた。
C5738
C5738・44・57・135・144といえばS50当時北海道岩見沢第二機関区にあってSL牽引旅客列車史のしんがりを努めたC57だ。達磨小僧も、S50夏に渡道した時に出会った思い出が一気によみがえった。

S50.8 室蘭本線追分付近
写真は、テンダが2次型なので144号機(?)
当時中学生だった達磨小僧は、あさかぜ−はつかり−青函夜行便−北斗と夜行2泊、3日目にしてようやく岩見沢までたどり着き幌内線・室蘭本線・夕張線で最後のSLたちと夢のような時を過ごした・・・あれから27年。こんなところで再会しようとは夢にも思わずしばし感慨にふけってしまった。そして、高校受験を前に北海道くんだりまで一人旅に出してくれた両親のありがたみがちょっとはわかる年齢になった自分を認識しようやくわれに帰ることができた。

3.あとがき

C5738は廃車当初、小樽築港に他の廃車とともに集められ東京都世田谷区に保存される日を待っていたが、予定変更で解体された。推測であるが、世田谷区大蔵公園に保存される予定が僚機C5757に変更されたものと思われる。なお、C5738の第1または第3動輪が神戸に保存されているようだ。いずれにしても数奇な運命をたどったカマである。



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作成    2002.12.27
写真撮影 2002.12.23

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