Scribbles.?雑文集》 2000年4月20日

ピンクチラシっていつからヘアヌードが載るようになってたんだろう?

内田明 <uchida@happy.email.ne.jp>

国分町でピンクチラシ追放の動きが出て以来、仙台のピンクチラシ散布量は減っているのだろうと思うのだけれど、実はそういうのに遭遇しそうな時間や場所と自分の生活が噛み合わないので実感としては判らない。

それはともかく、本日は、駐車場で足下に落ちていたピンクチラシと目が合い、それがヘアヌードだったので標記の内容がフと気になった。

以前はハダカのネーチャンの写真が使ってあっても上半身までしか使われていなかったような気がするし、全身が載っている場合は下着を身に纏っていたような気がするのだ。

気のせいだろうか?

気のせいじゃないとすると、いつごろからヘアヌードが解禁されたのだろうか(もっとも、ピンクチラシの配布行為自体は解禁されているわけではない筈)?

たまたま「最初の例」に遭遇したのであって、他のはまだ毛なんか見えてないんだろうか?


その後

4月7日までに計4回、とある電話ボックスを定点観測場所と勝手に定め、ピンクチラシの観察をしてみた。たった4回の調査であり、また全種類を収集してくることもできていなかったので、以下の記述に統計的な信憑性ない。あくまで印象上の感想である。


更にその後

4月18日、19日、20日の定点観測では、3月中旬までの大人しさはどこへやら、毎日ケだらけカラミだらけである。さすがに出現しないようだなぁと思いこんでいた「なんちゃって女子校生コスチューム(婉曲表現)」のカラミを用いたものまで見つかる有り様だ。

一般雑誌においてヘアヌードが出版可能であっても表紙にはならなかったりするように、ピンクチラシにおいてもヘアは珍しいのではないかと感じた予断は完全に誤っていたようだし、観察開始後に立てた、さすがにカラミやセーラー服は無いだろうという予想も裏切られてしまった。更に、加入電話のチラシはより安全な表現で携帯電話のはより危険な表現になっていそうだという予想も裏切られている。

裏切られるからこそ現場の観察はオモシロイのであるが、この世界、自主規制基準とかいうような類のものは存在せず、雑誌等で公然化したグラフィックはすべて利用可能なものと捉えるものなのであろうか。


2000年3月1日、4月7日、4月20日
内田明
email: uchida@happy.email.ne.jp