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クリフ・リチャード 60年代前半を代表するイギリスのロック歌手である。イギリスのプレスリーなどとも呼ばれたが、クリフ・リチャードの方がスマートさでは数段上だった、当時小学生の僕は思っていた。ファン層も少し年上のお姉さんが多かったようだ。 ヒット曲も数々あったように思うが、ビートルズにはまっていたおかげで僕は少しも憶えていない。ただ、この人のバックバンドだった「シャドウズ」がイギリスのバンド界でも大物になったのはすごいなあ、と感動したような記憶がある。 イギリスのSF人形劇「サンダーバード」の劇場映画版にクリフ・リチャード Jr.のディナーショーの場面が出てくるが、声はもちろん本物のクリフ・リチャードであった。この映画のVTRを僕は持っている。そのうちお宝鑑定団にでも出してみようか。
サマーホリデイ 日本でヒットしたクリフ・リチャードのナンバーといえばこの歌になるだろう。あくまで爽やかな歌手である。僕の時代は英語の勉強といえば、欧米のポップスやロックを聞いているだけでよかったようだ。(自慢しているな) 日本の夏休みのようにくそ暑く、ジメジメした日々ではない。サマーホリデイというと爽やかな高原を渡る風が吹いてくるようでしばし現実を忘れていられるのであった。
コングラチュレイション それまでの英語の歌というと一部を除き、 My darlingとか、Love me tenderなど、優しい単語ばかりであったのに、いきなりcongratulationである。初めてきいた時には目が点になったものだ。それだけではなくcelebrationだとかなんだか、いきなり英語のレベルが上がってしまい訳が解からん状態に落とし入れられた歌である。もちろん、今の僕にとって特にどうという事の無い英語ではあるが(また自慢していますが)VACATION以来のスペルが解からんし、当時は途方にくれたものだ。少し大袈裟でした、すみません。 |