目と手に優しい
ウィンドゥズ高齢者用設定の手引

眼に優しい「画面のプロパティ」

4.「画面のプロパティ」の「デザイン」のカスタマイズ

 では、実際に自分でいろんなところを設定してみましょう。

画面のプロパティのデザインのスクリーンショット、指定する部分プルダウン

御薦め設定

 文字を少し位大きくするよりずっと視認性がよくなる設定をご紹介します。実は「指定する部分」のうち、文字表示に関する項目はこれだけあります。

 これらをひとつひとつ開けて、それぞれ「フォント(F)」設定で「B」のボタンを押込みます。「B」は「ボールド(太字)」の意味です。それが済んだら、この太字化した設定を「名前を付けて保存(V)」しましょう。下図では「スタンダードbold」となっていますが、名前は別になんでもかまいません。上図に比べて「選択済み」や「メッセージボックスの文字」が太くなっているのが判りますか?

画面のプロパティのデザインのスクリーンショット、ボールド指定

 プロパティにプレビューがありませんので、画面写真出しましょう。アイコンのラベルと右クリックメニューはこんな具合です。上が使用前、下がbold後です(ご覧の画面に十分な広さがある左右に並びます)。太字化した分だけ僅かながら横幅が増えるので、表示が桁折りされることもあります。

デスクトップのスクリーンショット ボールド化したデスクトップのスクリーンショット

ご注意: この技は、別にどこかに用意されているフォントの太字化機能をonにした、などということではなくて、単に手動で表示フォントを太字指定した配色セットを作っただけです。ですから、他の配色やデスクトップテーマを読みこめば、当然それらの配色セットに設定されているとおり通常の細字が表示されます(戻っちゃう、とか保持されない、という見方もちょっとちがいます)。配色替えたりデスクトップテーマを変更したり「(大きいフォント)」や「(特大のフォント)」の設定を読込んだら、その設定を下敷に新たな太字版を別途作らない限り太字にはなりませんし、太字化した配色セットを別名保存しておかないと、「元の設定」はやはり細字のままです。

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