CGA汎用フリーウエア群を使ってみる Fontx + ydac 編(詳述)

 FontXyadcを使う方法です。表ページのソースのコピーから作ってますから、続けて読むとクドいのは許してください。

用意するもの

  1. FontX
  2. yadc
  3. 通称"げんちょもフォント"

スキーム

  1.   ドライバ類を置いとくディレクトリを作ります。\Storage Card\DOS\free\とでもしましょう(もとの旧DOSベースPDAに日本語化toolがあれば、随時読み替えてそのディレクトリを流用して下さい)。
  2.   拾ってきたFontXとDspCCを解凍してこの\Storage Card\DOS\free\に送ります。
  3.  フォントをいれるディレクトリを作ります。これまた安直に\Storage Card\DOS\font\としておきます。
  4.  次は当然このディレクトリにフォントを解凍します。
  5.  さて、ここまでのおさらいです。仮想ディスクという枠が填まってませんから倹約した分だけ効果が出ますので、\Storage Card\DOS\free\の中に本当に必要なものだけ残してみます。
     DSPCC    COM      22,232 97-05-27    1:00 
     $FONTE   SYS      43,168 96-06-27   17:26 
     YADC     EXE      16,939 94-10-14   15:52
     YADC     INI       2,464 94-11-21   23:53
    
    \Storage Card\DOS\font\のほうは
     GEN9808X FNT       2,582 96-01-21   21:43
     GENHN08X FNT       2,065 96-01-21   21:42
     GENZN08X FNT     110,706 96-01-21   21:41
    
    です。
  6.  \Storage Card\DOS\font\に$FONTX.INIというファイルを作ります。節約して"げんちょもフォント"だけの例としますと中身はこうです。
    [FONT] 
    genhn08x.fnt
    genzn08x.fnt
    gen9808x.fnt
    
  7. 今度は起動ファイルです。PocketDOS.sysをインストールしたフォルダ(PocketDOSから見ると、ここは最終的にS:ドライブになるので、以後CEからフォルダを観ている時でもS:ドライブと呼称します)のS:\config.sys末尾に以下の2行を書き足してください。
    DEVICEhigh=C:\dos\free\$fonte.sys /P=C:\dos\font\
    devicehigh=C:\dos\free\yadc.exe -bd
    
  8. S:\autoexec.batの末尾に以下の2行を書き足してください。
    setdrive e: "\storage card\DOS"
    path e:\free;%path%
    
  9. おさらい2です。念の為、前述のPoketDOSの独自コマンドの利用の薦めと合わせて、最小構成の起動ファイル全文を示します。これで起動すれば、日本語表示は可能になっているはずです。

    S:\config.sys

    DEVICEhigh=C:\dos\free\$fonte.sys /P=C:\dos\font\
    devicehigh=C:\dos\free\yadc.exe -bd
    DEVICEhigh=B:\dos\ansi.sys
    

    b:\autoexec.bat

    SETDRIVE M: "\My Documents"
    setdrive e: "\storage card\DOS"
    setdrive F: "\storage card2"
    prompt $p$g
    path e:\free;%path%
    
あとは、スタートメニューから辿って、EMSを確保しましょう。

追記

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