風の谷のナウシカ 年表
1981.10.10 AM81-11 特集「宮崎駿冒険とロマンの世界」にイメージボード掲載 *1
1981.11.10 AM81-12 新連載予告「風の谷のナウシカ」掲載
1981.12.10 AM82-01 次号予告「風の谷のナウシカ」掲載
1982. 1. 9 AM82-02 ☆「風の谷のナウシカ」第1回掲載 20p
1982. 8.25 ☆「風の谷のナウシカ」総集編(単行本)1発売 *2
1982.10.10 AM82-11 ☆海外渡航のため休載(この号のみ)、設定・イメージボードを4p掲載
1983. 4.20 「宮崎駿イメージボード集」発売 「風の谷のヤラ」掲載
1983. 4.23 第5回アニメグランプリ会場でアニメ化発表
1983. 6.10 AM83-07 ☆映画製作のため休載(AM84-07まで) *3
1983. 7.20 ☆「風の谷のナウシカ」単行本第1巻新装版で再版発売
1983. 7.20 ☆「風の谷のナウシカ」単行本第2巻発売
1983.11.20 ナウシカ・イメージガール最終選考
1983.11.25 イメージアルバム「鳥の人」 LP発売
1983.12.27 渋谷で「ナウシカフェスティバル」開催
1984. 1.25 シンボルテーマソング「風の谷のナウシカ」/安田成美 EP発売
1984. 1.27 西武池袋店で「ナウシカのチョコレート」発売 *4
1984. 2.25 シンフォニー「風の伝説」 LP発売
1984. 3. 3 新宿駅東口で「ナウシカのひなまつり」開催 *5
1984. 3. 5 「風の谷のナウシカガイドブック」発売
1984. 3.11 ★映画「風の谷のナウシカ」公開
1984. 3.11 ★「風の谷のナウシカ」 ビデオカセット発売
1984. 3.25 オリジナルサウンドトラック盤「はるかな地へ…」 LP発売
1984. 3.25 ドラマ篇「風の神様」 LP発売
1984. 3.30 ロマンアルバム「風の谷のナウシカ」発売
1984. 4.25 ★「風の谷のナウシカ」 レーザーディスク発売
1984. 4.28 「THE ART OF NAUSICAA」発売
1984. 7.10 AM84-08 ☆連載再開(第17回)
1984. 7.14 ★東京地区アンコール上映
1984.10.25 モデルグラフィックス11月号(創刊号)発売 ナウシカ関節可動フィギュア、実物大長銃製作
記事掲載 付録:トルメキア軍自走砲ペーパートイ *6
1984.12.15 ☆「風の谷のナウシカ」単行本第3巻発売
1985. 1. 8 朝日新聞朝刊「天声人語」でナウシカを取りあげる *7
1985. 3.27 昭和59年度文化庁優秀映画に「風の谷のナウシカ」他10本選定
1985. 4.20 第7回アニメグランプリ 「風の谷のナウシカ」がグランプリ作品部門1位,歴代作品部門2位、
ナウシカが女性キャラ部門1位,歴代女性キャラ部門2位、島本須美が女優部門1位を受賞
1985. 5.10 AM85-06 ☆ラピュタ製作のため休載(AM86-11まで)
1986. 7.18 映画「天空の城ラピュタ」公開
1986.11.10 AM86-12 ☆連載再開(第26回)
1987. 3.31 ☆「風の谷のナウシカ」単行本第4巻発売
1987. 4. 映画「柳川堀割物語」完成 *8
1987. 6.10 AM87-07 ☆トトロ製作のため休載(AM90-04まで)
1988. 3.21 奈良シルクロード博覧会・京セラ館で「夢でみた地球」上映 *9
1988. 4.16 映画「となりのトトロ」「火垂るの墓」公開
1988. 6.11 藤原真理「風〜Winds ナウシカの思い出に捧げる」CD発売
1989. 2.21 宮崎駿 第39回芸術選奨文部大臣賞受賞
1989. 3.24 横浜博覧会でハイビジョン映画「赤いカラスと幽霊船」公開 *10
1989. 6.29 アーバンナイトコンサート(サントリーホール) 演奏:久石譲、ゲスト:藤原真理
1989. 7.29 映画「魔女の宅急便」公開
1989. 7.29 新宿アニメッカ(現:シネマアルゴ新宿)「宮崎駿特集」で上映
1989.12.20 宮崎駿 東京都民文化栄誉賞受賞
1990. 3.10 AM90-04 ☆連載再開(第33回)
1990. 4. 1 トトロのふるさと基金発足
1990.12.21 「風の谷のナウシカ 火の7日間」ビデオシングルディスク発売
1991. 2. 9 テアトル池袋「宮崎駿ファンタスティックワールド」にて連日ナウシカ,ラピュタ,トトロを3
本立て上映
1991. 2.22 久石譲シンフォニックコンサート開催(東京芸術劇場) 「Nausicaa Suite」として、風の伝説,
戦闘,巨神兵〜トルメキア〜クシャナ,谷への道,メーヴェとコルベットの戦い〜レクイエムを
演奏。指揮:金洪才、演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団。
1991. 5.10 AM91-06 ☆おもひでぽろぽろ製作のため休載
1991. 5.29 ☆「風の谷のナウシカ」単行本第5巻発売
1991. 7.20 映画「おもひでぽろぽろ」公開
1991. 9. テト、トリウマのぬいぐるみ発売 ナウシカ関連としては初めて
1992. 6.20 久石譲シンフォニックコンサート2開催(20,21日:東京芸術劇場、31日:グリーンホール相模
大野) 「Nausicaa Suite」として、風の伝説,谷への道,鳥の人を演奏。指揮:金洪才、
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団。
1992. 7. 1 映画「紅の豚」JAL機上で公開
1992. 7.18 映画「紅の豚」劇場公開
※凡例
AM**-** >アニメージュ掲載月号
☆ >原作コミックス「風の谷のナウシカ」
★ >アニメーション映画「風の谷のナウシカ」
*1 ナウシカのイメージボード
AM81-08「宮崎駿冒険とロマンの世界」特集の扉頁に「宮崎氏が構想中の新作のイメージボードより」として、
赤毛の少女(ナウシカの原型?)がいる絵が掲載されている。
この少女は、「風の谷のヤラ」(宮崎駿イメージボード集)、「土竜とクシャナ」(COMIC BOX
83年4月号)にも登場しており、これがナウシカ関連で世に出た最初の絵だと思われる。
*2 単行本第1巻
初版はB5版カバーなしで「アニメージュ増刊」として発行された。
アニメ化決定後に発行された再版からは「アニメージュコミックス ワイド版」となり、カバーがついた。こ
のため、1巻の表紙には「新装版」の表示があった。
*3 休載
この休載中は「NAUSICAA NOTES」としてイメージボードや対談など興味深い内容が掲載されて
いた。その後単行本などに再録されたものも多い。
それ以後の休載ではこれほどのサービスはなかった(^_^')。
*4 ナウシカのチョコレート
バレンタインデーにあわせて西武池袋店で限定発売されたチョコレート(¥300)。同時にバレンタイン記
念特別前売券も販売された。
*5 ナウシカのひなまつり
新宿東口広場を使ってオリエンテーリングいろいろなイベントが繰り広げられた。
この頃は今から考えても細かいイベントやラジオ特番が毎週の様に行われていた。
*6 モデルグラフィックス創刊号
今では「紅の豚」の原作掲載誌として知られているが、創刊号から宮崎アニメ色が濃厚で、「雑想ノート」も
この号から始まっている。
製作記事には「完全可動モーション・ナウシカ(1/6)」「ナウシカの長銃(1/1)」などがあり、モデ
ルとして何故かゆーゆこと岩井由紀子嬢(どこ行っちゃったんでしょう…)がナウシカのコスチュームで出演し
ていた。
とじ込み付録は、次号と連続で「トルメキア軍自走砲(1/48)」。
*7 天声人語「風の谷のナウシカ」
筆者はナウシカと「緑の館」(W.H.ハリスン)に登場する森の少女リマを対比させ、「リマとナウシカ、
自然破壊の時代が生んだ主人公に共通するのは、女性原理の主張と共生の感覚である。」と結んでいる。
*8 柳川堀割物語
製作:宮崎駿 脚本・監督:高畑勲
「もうひとつのナウシカ」とも言われた長編の記録映画。荒れていた福岡県柳川市の堀割を蘇らせるために行
動した1人の市職員と地域の様子を通して、人間と自然のかかわりについて描いている。
*9 サウンド・ファンタジー 夢で見た地球
原作:宮崎駿 音楽:久石譲 監督:糸井重里
ナウシカ・ラピュタの映画から編集した映像を使い、「混沌・発生」「成長」「危機」「調和」の4楽章の組
曲に乗せた映像作品。前後には当時京セラのイメージキャラだったトトロも登場し、案内役になっている。
王蟲が暴走し、ラピュタは崩壊し、かと思えばナウシカが笑顔で親指を立てればドーラ達やシータとパズーが
手を振り返すなど、ファンでなくても謎な作品であった。
*10 赤いカラスと幽霊船
監督:小中和哉 脚本:小林弘利 幽霊船デザイン:宮崎駿(原案:山岸まきこ)
赤いカラスデザイン:ジム・ヘンソン
横浜博覧会YES’89のために製作されたハイビジョン撮影の実写映画。横浜の8歳の少女が書いた絵を基
に宮崎駿が幽霊船をデザインし、ミニチュアが作られた。
k.sakai SB6K-SKI@asahi-net.or.jp
1995年8月24日
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