なおちゃんのせなか。

!!こう暑いと限りなく、ほんとに限りなく出る汗!
一日にどのくらいかいてる?・・・・ほぼ2.5リットルだそうです。

でもこの汗、匂いある?味は”しょっぱい”けれど、”汗臭い”っていうけれど臭い?・・・体中から出ているけれど、
皆さんもちょっと気づいたと思うけれど、出てくるところによって匂いが違いませんか?


ちょっと体からでる「汗」の勉強!

皮膚の分泌腺

エクリン腺(水溶性) 体表面に分布 体温調節をしている
(広範囲な温度に対応できる)
皮脂腺(皮脂脂肪) ほとんどの体表面に分布しているが、額、顔、頭皮に集中 毛の小胞と共存している
アポクリン腺(思春期に形成) 腋の下に大部分が分布、
その他、頭皮、ほほ、乳腺、外耳道、まぶた、唇周辺、生殖器の周辺に分布
感情的ストレスに反応して、
皮脂腺の上の体毛の小胞に分泌される
体臭の発生の根源

これらから、「汗」なるものが出、そしてこれらは、一般に無臭”ということです。

・・・でも・・・・匂う じゃない・・・・

なにが ・・・に作用する 化学物質名 どんな匂いをつくる
頭皮 酵素、細菌 皮脂腺 アルデハイドC-8〜C-12、γデカラクトン様 チーズ、ココナツ、ピーチ様
細菌 唾液のアミノ酸、糖 インドール、スカトール、ドデカノール、揮発性含硫化合物 皆の知ってる、あれこれ・・・
細菌 エクリン腺の分泌物及び脂質 イソ吉草酸を含む脂肪酸 チーズ、尿集、汗臭
生殖器 酵母、細菌 生殖腺分泌物 脂肪酸、プロピオン酸、酢酸 セロリ、トリュフ、やぎ臭、尿臭
腋の下 細菌 アポクリン腺及び皮脂腺 脂肪酸、アンドロステノン、アンドロステノール ムスク、、白檀、セロリ、トリュフ、やぎ臭、尿臭

そして人による匂いの違いは、存在する”微生物”の種類によって左右されるそうです。
もちろん遺伝子がもっている”生涯もつ固有の匂い”はこれとは別です。
また、”体臭の根源”である「アポクリン腺」の数おおきな要因です。
この腺が多い順に、黒人 > 白人 > 黄色人だそうです。
おいしい”キムチ”を常食している「朝鮮人」は、ほとんどないそうです。

・・・・そう食べ物も、体臭に関係しているようです。(いい匂いを香らせるようにと、古代中国では、「体臭香」というクローブ、ムスク、甘松香、シナモンなどを混ぜて作った”丸薬”を服用したようです。)

この”汗”女性は、男性の「脇の下」の匂い「アンドロステノン」で生理不順が治ったり、
女性同士では、女性の「脇の下」の匂い「アンドロステノール」生理周期が同じになったり、
医学的にも研究されているようです。
また病気の身体には独特の体臭や口臭があり、
これも論文にもされているので、病気の診断に活用していかれる医学者も出てこられるのでは。

面白い報告では、
1.男性の「脇の下」に多い「アンドロステノン」を吹き付けて使用した請求書は、代金の回収率が高くなると宣伝して売っている。
2.男性であることを主張する「アンドロステノン」を塗った椅子を、男性は避ける。
3.男性であることを主張する「アンドロステノン」を塗った椅子を、女性は選択する。
4.女性の生殖器からの分泌物を胸に塗布して求職活動をすると、男性の評価が低かった。
5.逆に、夫婦間では、性交渉が増加する。

また、一般にいう「フェロモン」は実のところ、人間では明確に「”性衝動”に影響を及ぼす」とは報告されていません。
ただ、上記のように”情報伝達物質”のひとつの候補化合物である可能性はある。と、書かれています。
類似の匂いをもつムスク臭、尿臭、サンダル臭の合成化合物にも同様の効力をもっている可能性はある。とも。
(1991年第2回香りの心理学に関する国際会議)の講演内容を編集した「香りの生理心理学」(フレグランスジャーナル社)より

そして、香水の創作には、「ワキガ」の匂いに限りなく近い単品の香料(クミンCUMIN)”カレーの香辛料でもある”が、
たくさんの有名香水に使用されています。これは香水の歴史の中ではどのような意味を持って使われていたのでしょうか?


病気でなくても、生き物は、いろいろな時に”匂い”を出しているようです。
犬が嫌いでよく吠えられる人は、あなたが、危険忌避なる「匂い」を身体から出しているのです。
また、緊張している時や、嫌悪感を抱いている時、大好きな人と一緒の時も。

・・・
ちかんに合いやすい人の”匂い”
ホモに合いやすい人の”匂い”
・・・・・・これ上記の2番 ・・・・男性であることを主張する「アンドロステノン」の分泌が少ない人
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じゃなかったら相手が女性的嗅覚嗜好があるのか?
けんかを売られやすい人の”匂い”

きっと何か共通のものがあるのかも知れませんね。


私の経験談
赤ちゃんを連れた「やぎ」に襲われた事がありました。
その時私は、生理でした。やっぱり何かの匂いがやぎに緊張感を与えたのかもしれません。

こんな経験、皆さんもありませんか?

そして皆さんも、
何かに緊張した時とか、うきうきした時、ぞーっとした時なんか、
鼻を”くーん”と澄ましてみてください。
きっと、いつもと違う”匂い”がするはずです。

・・・新しい「発見」、私にも教えてくだい。
PS・最後に・・・・・・・・・・・・・・・・・お年頃の女性は「甘ーい桃」の匂いがするそうです。
そして男性は、「ムスクと白檀」の匂い
こんな匂いのする人は、とてもいい「恋」をしているのかも!