一般名 |
オンシジュウム(Oncidium) |
学 名 |
Oncidium Hybrids |
科属名 |
ラン科オンシジュウム属 |
別 名 |
ダンシング・レディ・オーキッド、バタフライオーキッド |
原産地 |
中南米・・メキシコ・グァテマラ等の中米から、コロンビア・ペルー・エクアドルの山系、
ブラジル・パラグアイまでの南アメリカのほか、西インド諸島です。 |
花言葉 |
いっしょに踊って |
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オンシジュウム属は400種以上が知られており非耐寒性 多年草です。 |
特 徴 |
花の開花時、香がとてもよく、昼間明るい場所ではとくに甘いチョコレート・バニラの
ような香りが漂いますが、夜間は、あまり香らないようです。 |
育て方のポイント |
花の咲いている株を購入することが多いと思いますが、レースのカーテン越しで、光の当たる明るい室内が向いています。
エアコンなどの風が直接当たる場所は絶対に避けます。
最適な気温は13〜18℃で、温度の下がる夜間でも10℃を下回らないようにします。
開花中はたくさんの水分を必要とします。根の回りの水苔の状態に注意して、乾いていたら鉢の底から出てくるくらい
タップリと水遣りをします。
暖かくて乾燥する室内では加湿器や霧吹きで、葉や花へ水分を与えます。
成長が止まっている冬は水苔が乾いてから2日後くらいがよく、バルブがしなびてこない程度でよいのですが、
開花中はもう少し早めに、乾いたらすぐに与えたほうが良いです。
花が終わり始めたら、早めに花茎ごと元のほうから切り取り株を弱らせないようにします。
少しもったいないような気もしますが、切花として飾って楽しで下さい。
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花が咲いている時の管理(秋〜冬咲き品種) |
冬期に開花中の場合、
窓際の日光がよく当たる場所で、レースのカーテン越しの日によく当てますが、直射日光では花持ちが悪くなり、
株も傷みます。
夜間は、なるべく暖かい場所に置きますが、エアコンを使用すると湿度が不足し、花持ちが悪くなりますので、
温風が直接当たらない場所に置き、ときどき霧吹きで水をスプレーして下さい。 |
花が終わった後の管理 |
置き場所は・・・
5〜10月中旬頃までは戸外で風通が良く雨の当たらない明るい日陰に置くとよいです。
直射日光は葉焼けの原因になりますのでご注意!
10月中旬〜4月はオンシジュームは比較的寒さに強いランですが、真冬の夜間は冷え込みますので、
最低5℃以上、できれば13〜15℃以上ほしいところです。
最低気温が15℃になる頃には室内の風通しの良い明るい窓辺等に入れます。
この頃に花芽が出来ている場合は気温に関わらず室内に取り込んで下さい。
寒くなってくるに従い、水やりの回数も減らしていきます。
最低温度が10℃以上になり、霜の心配が無くなったら直射日光を避けた半日陰程度の戸外に出します。
水やりは・・・
4〜10月の生育期には、新芽や新根の活動が活発になり、成長が旺盛になると水分も良く吸い上げるようになり
吸水量が増してくるので、乾燥に注意し植え込み材料が乾いたら鉢底から流れ出るくらいタップリあげます。
7〜8月は、暑さの為にやや生育が鈍くなりますので、毎日早朝か夕方に、(日中は水やり厳禁!)
葉の上から株全体にかかるようにたっぷり与えます。
その後は水やりの回数を徐々に減らして乾燥気味にして下さい。
肥料は・・・
4月頃になって、新しい葉が1〜2cm伸びた頃から、液肥を月2〜3回程度与えます。
10月下旬になったら施肥を止めます。
冬期は一切必要ありません。
開花中(ツポミ時〜花が終るまでは施しません)。
植え替えは・・・
春先に新芽が出てくる頃が植え替えの適期です。寄せ植えされた株は化粧鉢から抜いて、1株ずつに植え替えるとよいです 3〜5月が適期ですが新芽があまり大きくならないうちに植え替えないと、後々の生育が悪くなったりする場合があります のでご注意ください!
水苔が古くなり傷んだ場合や、根が鉢から出てしまった場合には、早めに植え替えるようにします。
古い根や傷んだバルブも切り取りますが、1株にバルブを3個以上は残して、新しい水苔で巻き、
一株ずつやや大きめの素焼きの鉢に植え替えます。
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