『サボテンの育て方』 |
サボテンの自生する地域の環境は、
乾季と雨季がはっきりしています。
乾燥に強いだけで、サボテンは本来水を好む植物です。
水やりは、
土が良く乾いて幹の張りがなくなって、何となくしぼんだ感じがしたら、水をたっぷりやる。
春・秋は生育期なので1週間に1回、
暑い夏、寒い冬は休眠期なので水やりは1月に1度くらい。
(サボテンのサイズにより、水を貯蔵する機能も違うので注意して下さい)
夏、成長の少ない時期ですから、水をやりすぎると腐ります。また湿度の高い日本の夏にそんなに水は必要でないです
置場所は、
もともと昼暑くて夜寒い場所で元気に育つ植物なのですが、日に当てれば当てるほど丈夫に大きくなり花も
毎年咲くので、出来る限り日の当たる場所に置くようにしたいですね。
インテリアとして好きな場所に置く場合は、こまめに日当たりに移動してください。
夏は、風通しが良く・直射日光が強くあたらないところの置く。(サボテンの中の水が煮えてしまいます)
冬は、0℃以下(凍らないよう)にならないようにします。成長はほとんどないので、暗い部屋に場所を換えてやって、
冬眠させるのもいいです。水はほとんど与えないように。
花は、ほとんどが春に咲きます、数時間から3日前後で終わってしまうの多いがそこがまた良いのかもしれないですね。
サボテンの花は、随分大きなものもあり強烈な色や香りを持つものもあります。
サボテンが花を咲かすことを知らない人が実に多いようです。
小さな鉢にはいった小さなサボテンを一般の園芸店や量販店で購入し観賞栽培していても、
なかなか大きくならずまして、砂をボンドで固めてサボテンを固定している商品などはとくに大きくなりにくい、
そして大きくなるまえに枯れてしまう場合が多い。
それは自然に育てたものと温室で大量栽培されたものとの違いもありますが、温度・湿度・光量・潅水の
状態、環境が悪いと開花しないので適切に管理し育てることがかんじんです。
サボテンにも適齢期があり、ある程度大きくなり開花年齢に達しないと花は咲かないようです。
開花するまで30年前後かかるような種類もあります。
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育て方のポイント |
植え替えは、
サボテンは、こまめに植え替えれば植え替えるほど丈夫に大きく育てられる。植え替え時期は春か秋ベストです。
1年に一度は最低植え替えると良いですね、市販で購入した小さなものは年2回は植え替えましょう。
他の植物と同じでサボテンも成長は遅いのですが、大きくなると鉢が根でいっぱいになってきます。
それだけではなく、長い間同じ土に植え放しにほおっておくと根が腐ってしまいます。
植え替えするときに余分な根を整理(切り捨てる)することによって生育も良くなります。
植え替えに必要なものは、
今のより大きいサイズの鉢、土(サボテンの土・多肉植物用の土・園芸店・ホームセンターなどで売っているモノでよい) を用意します。
まず日陰で1〜2週間乾燥させ(充分に乾燥させないと、後で腐ってしまうことがあります)根が乾いたら、
もとの鉢から土ごと取り出します。太い根は切らないように、伸びすぎている細い根を切ります。
増やし方は、株分け、挿し木、種蒔き、接ぎ木等があります。
サボテンの茎などによく小さな芽が出ています、この芽を切り取りその部分が乾いたら
綺麗な土に挿しておけば、親サボと同じ形に成長しますよ。
病気は、
日当たりと風通しの良いところで育てればほとんど病気になりにくい植物です。
しかし、水のやり過ぎや、水はけの悪い土を使うと根腐れしてしまうことがあります。
こんな時は鉢から出して、腐っている根を切り取り、よく日陰干ししてから植え替えます。
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知 恵 |
サボテンの刺(とげ)がささり、困った事がありますか?
抜くためにの良い方法を教えちゃいます。
まず毛抜きで抜く・それで取れない場合は、
良く切れるカッターナイフか、カミソリの刃で、逆さ方向からなでて下さい。
ひげをそるときの様にすると、刺が引っかかってきます。
細かいとげがいっぱい刺さって困ったことはありませんか?
最良の方法は、あります!!
『とっておきのプロのうらわざ』
ガムテープの様な、粘着力のあるものを、そのささったところに上から、ペッタリ貼り付けて、
その後思い切って端から、めくって下さい。これの繰り返しでほとんど、とれています。
サボテンは、刺で痛いので、素手で持てませんネエ?
皆さんはどんな持ち方をしますか!!(鉢を持つ)最高
私は面倒ですから、素手でも扱いますが
(とげの少ないとげの小さなモノだけですけれど)
刺の強いものを扱う時は、指サックや、ごっつい分厚いゴムの手袋をはきます。
簡単で更にとっておきの方法は、新聞紙をクシャクシャにもんで、サボテンに巻いておけば、
どんなに強い刺でも刺さりにくいですよ。お試し下さい。
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電磁波サボテン |
サボテンの中で、「電磁波を吸収して育つ植物」しってますか?
電磁波のエネルギーを利用して光合成を行なっている植物です。
電磁波吸収サボテン・・その名は、「セレウス・ベルヴィアナス」
電磁波を吸収するという特性はもちろんのこと、小さな株がたくさんくっついている、
特徴的だけれどもサボテンらしい形状が人気を呼んでいます。
しかもマイナスイオンを発生し電磁波を吸収・抑制するほか、タバコの煙を浄化するなどの機能を持っていて、
癒し効果まであるというのですから至れり尽くせりですね。
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