エバーフレッシュ

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エバーフレッシュ
学 名: Pithecellobium confertum
和 名:アカサヤネムノキ
属 名:マメ科ネムノキ属
性 状:非耐寒性常緑中高木
原産地:南米・マレー・スマトラ・南アフリカ・アマゾン地方


特   徴
特 徴
 本州、四国、九州、沖縄、中国、東南アジアに分布するするネムの木の仲間で、
 元来はネムノキという木は夜になると葉っぱを閉じる性質を持つ不思議な植物です。
 しかしネムノキはマメ科の落葉樹で冬になると葉っぱを全て落とす植物です。
 しかもネムノキは室内で管理するのは難しい木ですがこの、
 エバーフレッシュは、ネムの木と同じように夜になると、まるで眠ってるかのように葉を閉じ生きた植物だと感じます
 また、真夏などは葉が涼しげで繊細な感じが良いですね。

 このエバーフレッシュは、常緑なので、よっぽどの寒さに当てないと落葉はしません。
 しかも日陰に耐える力も強いので室内でも十分に管理ができます。
 また、生育は旺盛でビルの地下街・室内の蛍光灯下のみでもじつに丈夫に育ち、
 日光に当て育てると黄色い花が咲き、赤いさやに黒い実が付くことから、
 和名「あかさやネムの木」と呼ばれ今とても人気のの観葉植物ですね。

購入にあたって基本的に、枯れにくい観葉植物なので、失敗は少ないですが、
 葉っぱの緑が薄いエバーフレッシュはやめましょう。
 後エバーフレッシュの新芽は真っ黒でパッと見た感じ枯れてるように見えるのですが、
 ちゃんと生きてますので切ったりしないでください。
 夜になると、このように葉が閉じるのは、水分の蒸散を少なくしているとか?
 
 葉が閉じるのは、水が不足した時にも葉を閉じますので、その時には速やかに水を与えてください

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管理方法・環境  
【置き場所】 
 生育は旺盛で、環境適応が早く育てやすいです。直射日光の当たらない明るい場所で管理して下さい。

【温度・越冬】 
 寒さに弱いので、冬場は10℃以上ある暖かい場所で管理して下さい。適温は20℃前後です。


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栽  培
【水やり】 
 一般的な観葉植物より少し多目に、鉢土の表面が乾ききらないうちに鉢底から出るくらいたっぷりと与えます。
 乾燥がひどく乾きますと葉が黄色くなり散りやすくなります。
 高温期にはときどき葉水を与えます。
 
【肥料】 
 4〜10月中は観葉植物専用ハイポネックスなどの液体肥料を2週間に1回与えます

【用土】
 植え込み用土は特には選びませんが、通気性がよく腐植の多い土壌を好みますので、
 排水のよい土、園芸店やホームセンターで販売している観葉植物の土・花の土の良いものがいいようです。

【植え替え】 
 鉢内が根でいっぱいになり、鉢底から根が出てきたら植え替えます。4月の中旬〜梅雨明けまが最適です。
 植え替えする際は、根が痛みやすいので注意が必要です。

【殖やし方】 
 実生または挿し木にて

【病害虫 】
 春から秋にかけて乾燥した室内では、ハダニやカイガラムシ、コナカイガラムシが発生します。
 頻繁に葉水をしたり、湿った布で拭くと予防になります。大量に発生した場合は殺ダニ剤を用います。
 カイガラムシやコナカイガラムシは見つけ次第拭き取るか、薬剤を散布します。
 そのまま放っておくと、スス病をも誘発しますよ。

   
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